一年前に落札して放置していたギターを調整してみた。 | 働きアリのぼやき 「kaze☆のブログ」

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一年前にオークションで落札してたジャパビン? エントリーモデル?ギター。


 

開けて古い弦のままチューニングして弾いてみたところ弦がビビりまくりで真面に音も出なかったのでそのままほ放ったらかしにしてしまってたのだ。(;´Д`)


激安ギターなのにローズウッドの木目が綺麗。!!


サドルが前オーナーの手によって削られギリギリ??
いや、削り過ぎで弦高が低くなり過ぎているんだろう。!!


指板も色の濃い良いローズウッド。!!


合板なのにサイド、バック材の裏側までローズウッドの木目が綺麗。!!
凝ってる。

 


ペグもカバータイプじゃなく密閉式、キリコの様な模様が凝ってる。!!

 

ここまでが落札して届いた時の写真。
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これからが今回一年越しの調整をした時の写真。

サドルを外してみたら.....
まさかの嵩上げしてあった。 ( ̄0 ̄;)
プラスチック板みたいなもので嵩上げしてたから振動もボディーには伝わらんはなー、それ以前に嵩上げしていても弦がビビリまくってたんだから相当削り過ぎてた事が解かる。💦


フレットもピカピカに磨いといた。

 

指板清掃して新しい弦を張って完成。!! (´▽`)

綺麗になった。(´▽`)
ドレッドノートの形だけど少し小ぶりに感じて好感の持てるスタイル、見た目はとても美しいし、材の使い方(木目とか割れ止めとか)や作りも凝ってる
、合板ギターに硬いサドルを付けると音がキンキンして好みでは無いのでプラスチックのサドルを付けてみた。(^^)

古い弦で弦高調節をして、
新しい弦に張り替えて、
この時点では音がデカイだけでバラツキはあるしとても良い音だとは思えなかったけど、
弦高を再度詰めて弦の伸びが落ち着いたら意外と綺麗な音になった気がする、弦高をビビる寸前くらいまで下げたら音量が下がって丁度良くなった。!!
ヘッドにロゴも何も無い外観が超シンプルで、形も大きさも好感持てるカッコいいギター。!!
J・DOWLAND luthier  w20  made inJapan とラベルに書いてあるけど検索しても情報なし。
J・DOWLAND luthier とはどうも有名なリュート奏者の名前らしい、
w20のwはウェスタンのw、20は当時2万円の意味でしょ、ギターの中に51,1,20と刻印されてるから昭和51年製と言う事だろう、1976年製と言う事だ、日本製としては海外メーカーのコピーもし尽くして凄く凝った材と造りが再現されてた頃なのかな、合板なのにバックサイドは外も中も綺麗なローズウッドの木目、ブレーシングの削り方なども面取りされてて綺麗、指板も色の濃いローズウッドだし、トップ板は色からしてスプルースだとは思うけど木目が確認できないほど積んだ木目、なんか一番好きなギターになるかもって予感がしてる。


おわり