【228】Sさんの思い出③ | 83white-84redblueのブログ(お仕置きの思い出)

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小学校・中学校時代の記憶を元に書いています。

Sさんの思い出の続きです。

転校生のSさんで忘れられないのは音楽の授業での出来事でした。
音楽の先生は担任とは別で、第70回から75回で登場した若い女性の先生。

この先生、スイッチが入った時の怒り方はものすごい怖く、みんな恐れていました。
先生は3年生になってから担当していましたが、4年生に入ると第70回に書いたように
お尻を叩くことがあり、他にも正座をさせる罰も与えることもありました。


4年生のある日の音楽の時間、クラスのメンバーをグループ分けして、課題曲をグループごとに
演奏することがありました。この日は時間割が変わって、音楽が続けて2時間の授業。

この課題曲名は忘れてしまったのですが、その前から何度も歌ったり、演奏したり
していたので、全員にとってはすっかりなじみのある曲。
グループの中で1名ずつ決められた楽器を使うルールで、授業の最後にグループごとに
演奏して発表することになりました。

指定された楽器とはリコーダー、鉄筋、木琴、シンバルなどがあり、後はメインのピアノ…
ひとり1つの楽器を担当して、グループ内で同じ楽器を使っていけないことになっていました。

さて、このグループ分けは先生がどういう考え方で決めたのか分かりませんが、
班分けが発表されて、グループ別の練習時間に入りました。

まずはグループのメンバーが集まって、担当楽器を決めるところから、
ところが私たちのグループ全員から「ピアノは無理」「私できない」・・・と言って、担当楽器が
なかなか決まりませんでした。

他のグループは担当する楽器が決まった中で、私の所属するグループだけなかなか決まりません。
まだ担当楽器を決めまっていないことに気が付いた先生は、私たちが集まっている
席の近くに近寄り
「まだ決まってないの?早く決めなさい!」と言って、立ち去っていきました。

それでもピアノ担当が決まらず、練習に入れない状況続きました。

しばらくするとまた先生た近寄ってきて、
「早くしなさい!それともやりたくないのだったら、このグループは発表無しでもいいわよ」
「その代わりこの後は全員廊下でずっと正座していなさい。あと、その前のお尻だね」と言いました。

それを聞いた私たちのグループ全員が固まってしまいました。

次回に続きます。