先日、一緒に行ったカメラ店。
そこは彼女の家族がコンデジを買ったときに一眼レフを下取りに出した店。
”もしかしたらこの中に並んでるかもね”
その一眼レフは亡くなった彼女の父のもの。
使う人がなく、使い方も価値もわからない代物という理由で下取りに出されてしまったカメラ。
やさしい人なのだろうなと10年ほど昔、葬式の遺影を見たとき感じた彼女の父。
できればそのカメラで撮り続けてあげたい。
彼女を含めファインダー越しに映る家族への思いが詰まったカメラ。
男ってそういうものなのだ。
ただの道具一つに思いを込める。
もう一度、あのカメラ店に足を運んでみるか。