前回の続き


12月になると学校で学期末の懇談会が行われた。

先生「次男君は毎日注意し続けても宿題をやって来ません。学校には毎日遅刻。授業中は全然授業に参加せず、1人で本を読んでいます。学校の勉強にもついてこれないし、成績も中の下で、全く言う事を聞かない。」

オカンは、先生にご迷惑を掛けている事を詫び、家での様子も伝えて、精神的に不安定なので少し見守って欲しい事など理解を求める。
授業中ずっと本を読んでいるや授業に参加しないなどは今まで言われた事もなかったし、全く知らなかったので少しショックを受ける。

帰宅後、学校で言われた事柄について次男と話しをした。

決して責めずに穏やかに。
そっと彼の心の扉をノックする。

すると次男がポツリポツリと語りだす。
たどたどしく、けれども確かな彼の本心。

学校しょーもないねん。