ドラマ『わたしを離さないで』も
あっと言う間に
終わってしまいましたね。
まるで夢のように
終わってしまいました。
ふと、
ポーの詩が浮かんで来たので
載せますね
『夢の夢』
あの頃は夢だったと考えられても
間違いではないのです。
さりとて希望が
ある夜ある日に、
幻やうたかたと消えたとて、
それ故に、徒(あだ)し夢にすぎまいか。
我々が見たり、見えたりするものはみな
夢の夢にすぎません。
私は寄せ波のくだける磯の
轟きの中に立っている。

そして私は手の中に
黄金の砂をいく粒、握っている
ほんの少し。
しかしそれらはどんなに
私の指の間から
海へ這い落ちることであろう、
私が涙を流して泣いていれば。
私はもっとしっかり
掴むことはできませぬか。
私はその一粒、
無情の波から救えませぬか。
我々の見たり、見えたりするものはみな
夢の夢にすぎませぬか。
(『A Dream within a Dream』エドガー・アラン・ポーより抜粋)
ポーが亡くなる年に書いた詩です。
歴史に残る作家でも
生きる事の無情を嘆いていたのですね…。