皆さんのおうちのペットは



おりこうさんですか?



ウチのペットは人間の男の子、



『春ちゃん』と言います。





トイレのしつけも出来てるし



食べ方もキレイなので



育ちはいいと思うのですが



寂しがり屋で甘えん坊なところが



厄介でもあるのです。





私のベッドは



許可がない限り



入ってはいけないルールになっているのですが



私が残業で遅く帰った日はいつも



春ちゃんは



私のベッドで、毛布にぐるぐる巻きになり



すねています。






「ねーね、遅いよっビックリマーク一人でいるのはヤダッ!!(。・ε・。)」





『仕方ないでしょ、仕事なんだから!』



などと言おうものなら



春ちゃんは



また毛布に潜り込み



ぷいっと背中を向けてしまいます。






こんな時は



『いい子ね、髪洗ってあげる』



これに限ります。







「わーーーーい!!音譜しっぽフリフリ







「ねーねに髪洗ってもらうの好きだよラブラブしっぽフリフリ






やれやれ……



一件落着。



でもね、私だって洗ってもらいたいわよっ(-_-メ









休みの日の朝は



ゆっくり眠っていたい。



ところが大抵は



息苦しさで目が覚める。



なぜなら



春ちゃんが



いつも私の上に乗っかっているからです。








「ねーね、お腹すいたぁ~しっぽフリフリ





(*´Д`)=з



君は



いつも早朝からお腹が空くのだね。





とりあえず



ささっと朝食を作り



私はベッドへ



逃げるように潜り込みます。






「ねーね、また寝ちゃうの?しっぽフリフリ





『そうよ!



しばらくは放っておいて。』





そう言ったところで



1時間もしないうちに



私の安眠は終わりを告げるのです。







「ねーね、お散歩行こ~!!しっぽフリフリ






もはやお手上げ。









「わーーーいっ音譜風が気持いね~音譜お日様まっぶしい~アップ






私の毎日は



春ちゃんに振り回されるばかり。








私に彼氏ができると



寂しがり屋で甘えん坊の上に



ヤキモチ焼きが加わりました。







ある日、



デートから帰ると



私のお気に入りの



ジョニーデップのポスターに



猫のヒゲが落書きされてあり



パンプスには



プチトマトが一つずつ



プチプチっと入れてありました。






「ねーねは、あの人のどこが好きなの?


ボクは、ねーねの背中のファスナーだって閉めたことが


あるんだからねっ!!(`・ω・´)






せ、背中のファスナーは



確かに閉めてってお願いしたけど……(-"-;A




彼のどこが…



それは



高収入、高学歴、高身長だから……かな?







春ちゃんは



そのまま



真っ直ぐに私を見つめていました。







「結婚したら



ボクのこと捨てちゃうの?」







次第に涙ぐんでくる



春ちゃんの瞳を



私は



ただ、ただ見つめていました。






春ちゃんと



離れて暮らす生活なんて



私には想像できるのかしら…






私はそっと春ちゃんを



抱きしめました。



『いい子ね。オムライス作ってあげる。』







「やったーーーーっ!!音譜しっぽフリフリ








「ねーねのオムライス、大好きだよラブラブ


わーい音譜今日は、おかずもいっぱいある~っ音譜しっぽフリフリ







きっと



私の中では



とっくに答えが決まっていたんだ。












ここが



私の居るべき場所



ここが



私の居るべき時間



そうでしょ?



春ちゃん。