僕はペット。












ねーねのおうちに住まわせてもらう代わりに、






ペットになった。






人権はない。






でも、お散歩に連れて行ってくれるし、












ご飯だって食べさせてくれる。













髪も洗ってくれるよ。





お行儀よくしてると、





ベッドで一緒に寝かせてもくれる





指一本触れさせてはくれないけど。





ペットだから、髪にはちうできるけど





この間、口にちうしようとしたら





ぐーでぶっ飛ばされた





ねーねは護身術を習っているから強いんだ。












ねーねには素敵な恋人がいる。





デートから帰ってくると





時々、いつもと違うシャンプーの香りがする。






何だかそれが嫌になって聞いたんだ






「君にとっての僕って何?!」






言葉に詰まった彼女の






滲んだ瞳が悲しかった。






ああ……






そろそろ人間に戻らなくちゃ。























馬馬馬馬馬馬馬………。














「おかーさん、ただいま~音譜しっぽフリフリ







あら、春ちゃん






お泊り保育楽しかった?







「うんビックリマークねーねがオムライス作ってくれたラブラブ






ケチャップで『はる』って書いてくれたんだよ音譜しっぽフリフリ






そう、良かったわね(´∀`)






プーさんの枕がなくても眠れた?






「うんビックリマーク





ねーねが一緒に寝てくれたから大丈夫ドキドキしっぽフリフリ






そう、偉かったの……







ん?Σ(・ω・ノ)ノ!