今日は、今年の秋から
日本の工場へ、1年間研修へ行く人を決める面接を行いました。
この日本の工場は、私の出身工場でもある為、良い子を出してあげようと、真剣に選びます。
1週間前に募集したところ、20名の方が希望されました。
20人と面接を行うのは困難なため、各課長さんに、それぞれ推薦者を選んでもらいました。予選です。
この予選を通過したのは、5名。
しかし、残念なことに我が部からは、1名しか行けません。
みなさん20才~25才くらいの若い女性です。
本選の面接開始です。
1人当たり、10分くらいかな。
主な面接内容は、日本へ行きたい理由、また、その意気込みです。
「日本の技術を身に付けて、我が社に展開したい」等、基本的な回答もありますが、二人の子の回答が印象に残りました。
一人は「日本へ行って、お金を貯金して、親孝行をしたい」と、目をキラキラさせて言ってきました。
「金が欲しい」恥ずかしがらずに、きっぱり言うのが気持ち良いじゃあありませんか。
なんだ、かんだの言い訳を付ける人が沢山いる中、、、、この子は、私に本心でぶつかって来てくれたなと思いました。
日本では、日本人と同じ分の給料が支払われます。しかし、寮費、食費などは掛かるので、1年では、数十万円しか貯まりません。
しかし、この国では、親孝行ができる十分な額です。20才そこそこなのに、自分の幸せより親を思う心があるなんて素敵だなと思いました。
もう一人は「日本語を一生懸命勉強して、Sさん(私)に、色々、仕事を教えてもらいたい
」というのです。
いま私は、私の持っている知識を全力で、この子達に教えています。
日本の事業所を抜いて、一番になる。世界一になる。と伝えています。
その為には、赴任中の5年では難しいでしょう。
だから、私が居なくても大丈夫の様に、若い子も含めて、教える時間をつくる事を心掛けています。
彼女も、最初、あった時は、まったく話せなかった日本語が、最近は、あいさつとか、簡単な単語を話してきます。
聞くと、独学で勉強している、とのこと。
課長さんと通訳さんを交えて、彼女に仕事を教える事がありますが、それは、短時間であり、通訳さんが居るときしかできません。
現在、私の通訳さんは、病気で長期休業中です。
よって、通訳さんは、他の部署からレンタルで一日数時間来てもらっています。
そんなんですから、彼女が私に色々聞きに来たくても、出来ません。
独学で、もっと日本語を勉強すれば、いいじゃん。
誰だ、そんな事を思ったヤツは、、、、、アホかっ。
毎日、全開で勉強してくれてます。
本を読んでも、CDを聞いても、声に出しても、相手に伝わったのか?相手に言っている事が理解できたのか?を確かめるのは、会話しかありません。
その為に、彼女は日本へ行きたいと言うのです。それも、私から仕事を教わりたい為に
ちょっと、太っちょだけど、う~ん可愛い。 ※変な気持ちは無いぞ!
我が社では、1年間を区切りに、日本語教室があります。
ほんの少しのお金で、残業時間に行なってくれます。
残念ながら、今は、日本語教室の募集時期ではありません。
実は、面接終了後、総務へ行って、途中でも入れてくれないか?と裏口入学を頼んできました。もちろん、お金をチラつかせて。
やっぱり、ダメでした。
また、面接の結果、この2人は残念ながら落選でした。
面接の最後に、5人とも「今回は、ダメかもしれないよ。次回はどうする?」と聞きました。
みんな「次回も応募する」と言ってくれました。
みんな若いのに、芯がしっかりしています。目が輝いています。
私も、もっともっと頑張らないといけないなと思いました。
うん、、俺じゃあ心配だって、、、、大丈夫、俺だよ、おれっ!