部屋の
掃除をすると気持ちがいい。
先輩方に、
掃除婦さんを紹介されたこともあったが、最初は自分で、と思い、1週間に1~2回は自分で部屋の掃除をしている。
先輩方のほとんどは、
掃除婦さんに依頼している。1回の掃除の値段も700円程度で、2~3時間掛けてやってくれるので、楽ちんである。
しかし、私は、日本から持ち込んだ雑巾と、会社で用意してくれた掃除機とモップで掃除をするのである。
平日の
食事は、会社で3食共用意してくれるので、仕事以外の活動は、ゴルフと飲み会だけで少し物足りない。
そこで、この掃除が気分転換にもなり、終わった後の達成感がとても気持ちいい
のである。
ある日、バスタブを掃除してないことに気付いたのである。
しかし、、、、
まず、ブラシがない。
そして、バスマジックリンがない。
これは、会社で用意してくれなかったのだ。
気持ち良くなりたい自分は、どんどん気持ち悪くなるのである。
そこで、スーパーへダッシュ!
しかし、無いのである。
ブラシはあったが、トイレの絵が付いたものである。
私の求めているのは、スポンジのようなブラシである。
何回も洗剤売り場をウロチョロしていると、おばちゃんから、何が欲しいの
と声を掛けられた。
洗剤と、ブラシの単語を知らない私は、ジェスチャーで答えた。
シャワーを片手に持った振りをして、もう片手で足元を指さし、そこを洗うジェスチャーをした。
おばちゃんは、笑顔で大きくうなずいた。
ジェスチャーは、万国共通なのである。
すると、おばちゃんは、さっきのトイレの絵がついたブラシと、同じくトイレの絵がついた洗剤を持ってゆけ、というのである。
おばちゃん、解ったんじゃないの?
私は、首を横に振り、「私が欲しいのは、風呂掃除のだよ」とシャワーを浴びるジェスチャーを再びしながら答えたのである。
しかし、おばちゃん、自慢げな笑顔でトイレの洗剤とブラシを差し出す。
仕方ないので、私はおばちゃんの差し出したブラシと洗剤を指さして、「これは、ウンチをする所のだろ」と、またジェスチャーをしたのである。
本当は解ってないと思い、今度は、ズボンを脱ぐところから、丁寧にウンチをするジェスチャーをしてあげたのである。
おばちゃん、大爆笑である。
私のウンチをするジェスチャーが面白いのである。
結果、この店では購入せず、コンビニで中国製バスマジックリンを購入。ブラシは、やはり無く、食器用のブラシで、風呂掃除をしているのである。
おばちゃんには、悪い事をしたが、また、何か欲しいものが有ったら、あのおばちゃんを探して、ジェスチャーで注文してやる!
ちょっと太目の気の良さそうな、おばちゃんだ。