夜の7時。
携帯電話が鳴った。
この時間に携帯が
鳴ったのは初めてだ。
この地で携帯を入手してから、着信音を変えた事はない。毎度の事ながら、何とも言えない怪しいリズムだ。
携帯画面の表示は、
Nさん。
私の親族会社の副社長というポジション。
大先輩であり、ヤーさん風。
電話の出方にも、細心の注意をはらった。
大きな声で、ハッキリと 「ハイ、Sです」 完璧な応答だ!
「お~う Wだ。お前、明日の
夜、空いてるか~」
来った~。このお方は、
麻雀の先輩でもある。
誘いの電話だ。
平日も打つとは、聞いてなかった。
今週は、休みが1日だけだから、先週の
負け分を平日で埋めようとしているな、と思った。
しかし、私は、友人の
Mさんが御用事があるという事で、
ゴルフの打ちっ放しを予約してあり、断る理由は完璧。
私 「明日は、打ちっ放しの約束があるので~」 ここでも完璧な返答。
Nさん 「じゃあ、しょうがないな。電話があって、明日なら、って言ってたから、誘ったのに」
私「えっ、何が、ですか」
Nさん「いや~、
?
?
?
?遊びに連れて行ってあげようと思って」
私の心 (えっ~~~~~~~~~~~)
私 「明日以外なら、完璧です」
Nさん 「ダメだな」
私の心 (うぉ~~~~~~~~~~~)
何~っ!!!
麻雀なら簡単にあきらめないでしょ。それが何で今日は、簡単に????
何の遊びだったの?
誰から電話が来たの?
ナベさん、いや、Nさん。いつも 「部屋の花は、枯らした事がない」 と自慢している。
自分で花を買いに行く お方ではない事は知っている。
何だったんだろう?
後悔した方が良いのか?行かなくて良かったのか?は、全く想像もつかない。