先日、飼い主は息子に運転を頼んで富士宮方面にに行き、お昼は富士でタンメンを食べた｡

【フタツメ】というお店。

初めて入る。

飼い主は、ラーメンの類いは、【あっさり塩味野菜たっぷり中華麺ニンニクなし】しか食べない｡

だから、そのお店でも【しおタンメン】を注文した。

メニューには写真はなく、「昔ながらの」という説明があるだけ。

「座ってからスマホで食べログなどを見るのもなんだし。」

【しおタンメン】といえば、飼い主は自分が考えるものと一致すると思った。

そして｡

スープは透き通っていなくて、茶色の濁り汁｡

味は、ほんのり甘みが感じられ、味噌でも醤油でもないから、ギリギリ塩スープかなという感じ。

しかし、家庭では絶対に作れないであろう深みがあり、さすがに凝った美味しさ。

飼い主の思い描く塩スープではないだけだ。

野菜は、ほとんどがモヤシ｡

麺は、太～い平パスタ風。

野菜は食べたが、麺は残した。

飼い主は、外食ではまず好みに合うタンメンに出会わないから、タンメンが食べたくなったら、自分で作る。

スーパーで、塩ラーメン(生)を買ってくる。

野菜は、キャベツとモヤシを主体に炒めて山盛りに。

そこが大事。

高さ5cm 以下ではダメだ。

とにかく野菜がたっぷりでなければならない｡

茹で卵､かまぼこ、焼豚､ネギ、海苔などは必須。

スープさえ「これぞシンプル塩スープ！」であれば、それで満足だ。

「家庭料理なんだから。

ついでに言うと、リンガーハットの【野菜たっぷりチャンポン】は、野菜の量が期待を裏切らない｡

けれど、さつま揚げはいらないし、麺が太い､スープはやっぱりラーメンのと違う｡

あの雰囲気だけは、理想のタンメンなんだけどね。

生協で、リンガーハットの冷凍チャンポンを扱っていて、【リンガーハットの味をご家庭で】と書いてあって、まあ期待しないで買ってみたんだ。

うん、期待しなくてよかった｡

やはり家庭で再現は無理だ。

あ、まてよ。

スープを変えただけじゃ、ダメだよなあ。」

さて、息子は【パイコー(排骨)タンメン】なるものを頼んだ。

背脂系のこってりスープ、豚のあばら肉を揚げたものがのっているという、飼い主には考えられないアブラカタブラならぬ

アブラマタアブラ。

そして、やめておけばいいものを、さらにそれを【唐揚げセット】にするという。

唐揚げ3個にご飯付きで、290円プラス。

飼い主は、290円なら茶碗1杯のご飯に、ひとくちサイズの唐揚げ3個だろう思っていた。

しかし、運ばれてきた唐揚げの大きさが❗❗

一番大きいのは、テニスボール大だ❗

一口で入るものではない❗

もう一度､よく見て。

飼い主が1年に食べる唐揚げの全量に相当するほどだ❗

とにかく唐揚げのボリュームは、爆弾唐揚げと言っていい。

ご飯は、茶碗に軽く半分。

タンメンにのるあばら肉とやらも、飼い主は見ただけで引いてしまう。

さすがのガッツリ系の息子も、完食はできなかったが、ラーメン通としての評価は高かったようだ。

「タンメンは、うまい。次は唐揚げとかやめて、普通の濃いタンメンにしよう」などと言っていた。

(ボクは、車で待っていた｡タンメンだし入店と同時に座れたからすぐに戻ってくると思ったら、ものすごく時間がかかった｡タンメンがテーブルにのるまで40分近く｡飼い主らは、次の予定地に間に合わず、一部高速道路を使った｡)

さてさて､飼い主も、唐揚げを食べたくなったら、自分で作る。

スーパーなどの惣菜コーナーでは買わない｡

揚げ物は、自分で作らないと心配なのだ。

油の鮮度が。

昨夜のボクんちの夕食は、珍しく唐揚げだった。

飼い主が唐揚げを作る気になる、つまり食べる気になるのは、年に1.2回だからね。

なるべく鶏もも肉の皮を取り除く。

だから唐揚げ用の肉は小さくなり、揚げあがりの大きさは、一口ないし二口サイズ。

息子が言うには、「これは小さめ。この間の店のジャンボサイズとの中間くらいがいい。」

飼い主は言った｡

「こういう唐揚げは、ありふれた家庭料理かもしれない。

専門店のような、味や雰囲気は出せない。

だが、席に座るだけで手作りの唐揚げが食べられるんだから、文句は言うな💢

唐揚げは、揚げたて。

味噌汁も熱い｡

コールスローサラダに、モヤシのナムル｡

ご飯のおともは、しらす、納豆､くるみの佃煮｡

家庭料理は、バランス栄養食そのものだ。」

まあね。

ボクには、家庭料理というものはありませんが。

昨日の誕生日でさえ、ボクがもらったのは、動物病院でくれた、ちゅ～るの試供品でしたよね。