テレビでは、FIFAワールドカップの試合を放送している。

今日は、アルゼンチン対アルジェリアだ。



サッカーにはあまり関心のない飼い主は、例によって、試合の行方よりも、【今、それ考える⁉️】

ということに注意を奪われている。



「ちょっと、問題を出したい。」



なになに?



ほー、それはまた、



一興というより、逸興だ。



世の中の人に問いかけるのは、やめなさいよ。

みんなそんなに暇じゃないんだから。

息子にでも聞いてみなさいよ。



「画面の隅に、対戦中の国名が出てるでしょう。

どっちがアルゼンチンで、どっちがアルジェリアか?」





「今は、点数が開いてるから、テレビを観ている人はどちらかわかるけど、それを抜きにして、単純に英語の国名の綴りについて聞いてるのよ。



ARG と ALG。


LとRの違いだね。



国旗のデザインで覚えてるぼけー、とかはナシだよ。」



うーむ。

ただアルファベットを3文字見せられたら、ちょっと悩むかもな。

LとRは、綴りでも発音でも、引っかける問題が多いものね。



飼い主は、もちろんわかるよね?



「私は、テレビをつけた時に一瞬どっちの国か判断したのは、アルファベットだったのよ。

ユニホームも選手も知らないから、逆に。

たまたま、アルゼンチンについて、Argentinaという単語は知ってたから、ARGがアルゼンチン。

するとALGがアルジェリアということだなとわかる。

綴りは、Algeriaだろうね。」



そうなんだ。



「LとRは、綴りでどちらかと考えて、確認することが大事。

たくさんの単語を見ているうちに、自然と身に付いてくるよ。

例えば、昔【ルーキーズ】って番組が人気だった。

そういうのが出てきたときに、rookiesという単語は何度も目にする。

何度も目からインプットしてる。

たくさん会って覚えるわけだ。

いつしか、lookiesとは書かなくなる。



かなり昔のことだけど、会社勤めをしていたとき、アメリカ人と話すことがあった。

名前は、聞けば【ギスピー】だという。

全く馴染みのない名前。

私は、持っていた紙にGillespie ?

と書いてみた。

相手は、そうだと言って喜んだ。

名前の中の、【ギ】【ス】【ピー】の各部分を、どこかで知っていて組み立ててみたんだね。

だから、目でインプットできている部品は、いつか単語を作れるんだと思ったよ。



今は、最初の1文字分タップするか声に出すかで、たちどころにAIが綴りを出してくれる。

それで終わりじゃダメなんだけど、今の世の中それで終わっても事足りるからなあ。



AIが出すのは、タンスの着物と同じ。

着てみなきゃ、身に付けたとは言わないんだよね。」



そうなんだ。



「ところで、LとRだが、左と右の略語でもある。

レフトとライト。

スポーツ観戦だけでなく日常で良く聞く単語だから、間違える大人はいないと思うけど、まさに右も左もわからない小さい子や、時に生徒には、こうやって教えたことがあったよ…手を、そのまま前に出してごらん。

そしたら、L字になるのがLEFT、左だよ。」






「でも、なぜかこう出す子がいて…。

混乱させてしまったわ。ぼけー






「ま、伊太郎の手では、瞬時には右左がわからんだろう、ハハハ。」



何ですと。

なら、今こうしているボクの、組んでる足が下なのは、右左どちら❓



0.1秒でわかるなら、



cong○atu○ations❗

(rか、lを入れてね。)