昨日、飼い主は東京に行ってきた。
目的は2つ。
1つは、新宿紀伊国屋ホールでの【文士劇】。
内容は、一緒に行ったせいらさんのブログをごらんあれ。
ボクは、飼い主についての報告を少し。
【飼い主の昼食】
飼い主は、一人で遠くに出向いた時は、食べるものはうどんと決めている。
出先でお腹の不調に見舞われたくないからだ。
紀伊国屋ホールのある最寄駅、新宿3丁目には伊勢丹が直結している。
デパートに行けば、いわゆるお好み食堂のような店があるとアテにしていたが、残念なことに、虚血性大腸炎や憩室炎を恐れる飼い主には、避けたいこってり系ばかり。
仕方なく蕎麦屋を選んだ飼い主。
無難な卵とじ蕎麦に、単品で白飯を追加。
実際に食べたのは、白飯と蕎麦の卵だけ。
飼い主はこのようなことに慣れている。
「都会での食事には期待しない。
体調不良にならないように、細心の注意を払うことの方が大事。」
と、猜心の注意と1750円❗を払った。
【都会のビル群】
その後、せいらさんと待ち合わせした、紀伊国屋書店へ。
…行くまでに、2回も人に聞いた。
東京に来る前にスマホで確認したのに。
簡単だと。
伊勢丹の店員さんは、あの出口から左にファミマがあります、そのすぐ先ですと教えてくれた。
しかしファミマはなかった。
路上で、なんかお祭りっぽい集まりがあり、ハッピを着て立っている役員さんらしき人に聞いた。
その角を右に曲がればじきですよ、と驚きながら教えてくれた。
そりゃ驚くだろう。
昨日の飼い主は、グレイヘアにゴールドのメッシュを入れて、胸にはこんなブローチを付けた、おのぼりさんだったんだから。

さて、紀伊国屋書店の看板は、すぐに見つかった。
飼い主は、看板手前で止まり、何十年ぶりかの新宿東口を眺めたりしていた。

5分ばかり立っていると、なんとなく変だなと思った。
紀伊国屋書店とあるのに、1階はディズニーストアのような店で、その店と仕切られたホールに入ると、エレベーターは何基かあったが、ただの雑居ビルのようで、紀伊国屋がない。
第一、せいらさんが来ない。

紀伊国屋書店の看板は、よく見ると隣のビルに付いていた。
「だから都会は嫌なんだ。
ビルばっかりで、くっついているから、サカイもわからない。」
ともあれ、めでたく紀伊国屋ホールには着いた。

紀伊国屋ビルは、古い感じだ。
でも、ホールのある4階まで本がいっぱいの売場があるのは、東京ならでは。
静岡県東部には、書店そのものが数えるほどしかない。
【有楽町】
飼い主のもう1つの目的は、交通会館で催される、アビステのセール。
アビステは、アクセサリー、服、小物などのブランドで、飼い主はイヤリングをたくさん持っている。
せっかくだから何かひとつと思って探したが、モノがありすぎて、かえって購買意欲が失せてしまい、何も買わずじまい。
アンテナショップに寄るというせいらさんと別れ、一人で有楽町駅に行く。
ふと、もうじき命日を迎える母を思い出した。
「私が幼い頃、有楽町で会いましょう、って歌が流行ったんだね。
それで私が、『○子ね、大きくなったら、40分で有楽町行くの-❗』って、何度も言ってたらしい。
なぜ40分かもわからないけどね、○子が言った言ったって、母には何度も聞かされた。
昭和30年代って、なんか切ないね。
有楽町は、その頃には都会の象徴【東京そのもの】だっただろうけど、そのブルースが切ないんじゃなくて、その時代に田舎で暮らした母は、都会とはあまりにもかけはなれた環境で日々を終えて。
そして終生、有楽町に来ることはなかった。」
この有楽町話は、飼い主から聞いたのは初めてではない。
有楽町と母は、切り離せないものなんだろう。
【ひかり号】
そして飼い主は、東京駅からひかり号に乗った。
三島まで、40分あまり。
「まさに、『40分有楽町』の時代だよって、命日にはまた母に伝えよう。」
【感想】
飼い主、お帰り。
文士劇は、どうでした?
作家として一流の皆さんが、演劇にも挑む。
大変なことですよね。
飼い主は、よく息子に、
『○子さんは、すぐ騒ぐから劇場、否、激情型だ。』
と評されていますが、もし何か演じろと言われたら。
何かできるものはありますか?
「そうだな。
【急に具合が悪くなる】
かな。
」


