バンクーバーの朝日 | ~ひだまりのたね~

~ひだまりのたね~

何気ない毎日の中で見つけた物、新しい発見や喜び&悲しみ、大好きな人&大切な人達…そんな諸々をここに綴ります。

実話って事で

原作を読んでから本作に臨みました。


同じ国で生まれ育ちながら

純粋なカナダ人と日系人ってだけで

色んな分野で差別を受けて

『ジャップ』と呼ばれ続ける彼らが

野球というスポーツを通じて

築き上げた軌跡。


当たり損ないの内野安打から

生まれ出た朝日軍の初得点。

『頭脳野球(ブレインベースボール)』と称されて

バントひとつで次々と

ひたすらダイヤモンドを駆け抜ける

小さな日系人2世の彼らの勇姿に

『ヒットが無くても勝てるんだ!』

って事を教えられました。

野球がまた少し好きになれました。


今日はこの作品に触れる事で

少しでも元気をもらえたら…

そう思って劇場へ来ました。


年が明けても

何も変わらない日々に

ウンザリしている自分がいたから…


精神障害を負ってみて

どんどん悪くなっていく状況に

『どうにでもなっちゃえ!』

って半ば投げやりになり始めてる

そんな自分と毎日向き合って来たから…


野球経験がほとんどなかった

ブキちゃんが舞台挨拶で見せた涙…

野球でショートってポジションは

私が知る限り内野手で1番難しいところ。

阪神の鳥さんと同じポジション。

スクリーンの中の背番号『6』

ブキちゃんの涙の分だけ

撮影の辛さが伝わって来て

余計に彼が格好よく輝いて見えました。


久しぶりに

いつもは買わないパンフレット

買っちゃいました。


この作品に携わった全ての人達に

感謝です。

少しでも元気を分けてくれて

本当にありがとうございました。