正直に言うと
わたしは
もう
普通の親をやめた
ここで言う
普通の親っていうのは
いつでも元気で
いつでも正解を出して
子どものそばにいて
何があっても支える親
そういう
イメージのこと
昔は
それを目指してた
子どもが困ったら
すぐ動いて
悩んでたら
一緒に抱えて
できることは
全部やる
それが
親の役目やと思ってたし
自分が親にしてもらえなかった事
全部してあげたいと
思ってたから
でも
いつの間にか
それを続けるほど
自分が
すり減っていくようになってた
それはまるでゴールのない
長い道のよう
全部を把握して
全部に関わって
全部を何とかしようとするほど
心も身体も
追いつかなくなった
それでも
やめ方が
分からんかったんよね
親やのに
距離を取るなんて
冷たいんちゃうか
逃げなんちゃうか
って思ってたから
でもある時
気づいた
このままやと
「支える親」やなくて
「壊れる親」になるって
それは
誰のためにも
ならへん
だから
普通の親をやめた
全部を知ろうと
しない
全部を決めようと
しない
全部を背負おうと
しない
その代わり
できる時に
できる形で
関わる
無理な時は
距離を取る
それを
自分に許した
完璧な親じゃなくても
いい
ちゃんと
生きてる親で
おりたい
今は
そう感じられるようになった


