素直になれないよ、あたし。
面倒くさがりのあたしは、自分にうそをついて、
終わりにするんだ。
きっと好きになんてなってもらえないから。
薄情な人間の感情は
感覚に敏感で
偽るために自分を洗脳する。
これは本気なんだと
言い訳をするために
好き
と錯覚させるんだ。
だけど、
不毛だと知っている。
どんなに頑張ったって
手に入れることはできないよ。
それでも、
薄情なあたしは、
あの人が誰かを幸せにすることも
あの人が誰かと幸せになることも
願えない。
これは懐かしい感覚で
そうだ
これが恋だった。
バカなあたしは
こうなる予感があったのに
嘘にだまされて
ほだされて
自分を騙して
諦めて
自分に辟易して
それでも、まだ
希望を捨てられなくて
いつか。
五年後の約束を思い出してくれたらいいのに。
それであたしを
笑ってやってほしい。