一つ一つ

踏み出して

一つ一つ

欠けていく



それは君のベースの名前

あたしが一番好きな

あなたのベースの名前です



さようなら

あたしの愛しい人

さようなら

あたしの最愛

さようなら

最後は海に消えたい

さようなら

始まりのあの音符



小さなさようならを

たくさん集めて

固めて

寄り添って

消えそうになるよ



惨めになる

夢の中に

君の足跡を探すような

果てしない

意味のない

晩年を生きているようなあたしを

どうか

笑ってやってください

それでもあたし

今日も働くのです



もうあなたに会えないのなら、

何のために働くの

可愛いお洋服もアクセサリーも

共鳴する音も

ヒールの靴も

もういらないのに

もういらないのに