古今和歌集 哀傷歌 831


うつせみはからを見つつもなぐさめつ
深草の山けふりだにたて



831はあたしの誕生日。



せみは死してもうつせみという形骸を残し、それを見れば声など思い出して懐かしくも思うのに

ひとは殼さえ燃やして消えてしまうから、偲ぶことさえできません

ですから、あなたを焼いたこの山に、肉も骨も灰も残らないのだとしても、せめて煙だけでも残して、あなたを忘れることのないようにしてはくれませんか。