さーっとざーっと音をたてて。



泣きそうになる

弱くなる

会いたくて仕方なくなる



だからね、お手紙を書くことにしたのです。

バスであと二時間。

おうちに着いて

ご飯を食べたら、

お手紙を書くことにしたのです。



あなたに届くとも伝わるとも

わからないのですが、

少しだけ頑張ったから

ご褒美に

あなたにお手紙を書くを

許してくださいね。

あなたの望むような女の子にはなれないのですが、

あなたを好きでいてもかまいませんか?



久しぶりの学校。

狭くとも小さくとも社会

あたしは

自分の世界から

みんなの世界へ

目を開かなくては。

そうすれば、

このやるせなき悲しみのわけなぞ

少しく

わかるやもなどと思うのです。



未來ばかり見ないで。

どうか

一緒にいるときくらいは

今を

見ていて。

置いていっちゃ嫌だよ。



マニキュアを塗って

それから

あなたにお手紙を書くことにしたのです。