あなただけと決めた

この誓いの証に

小指を小刀で切り取って差し上げるわ。

この片輪のあたしでは、

他に誰も近付かないでしょうと。



これが約束の指切りの由来。

遊女たちが勤め上がりの時には必ずあなたの元に嫁ぎますという約束をしたもの。

切に願う気持ちが小指を切らせた。

『だから、あなたもあたし以外の女になびいたりなんてしちゃ嫌よ。』