終着は見えるのかな。



きっと運命だ。

人見くんの詩集を開いて閉じてパタンとなる音はアウトロ。

唄う詩集に出会えたのもきっと運命で。

今大好きなのもきっと運命で。



大好きだから、会いたくて。

会いたいから、手を伸ばして。

だけど、何も掴めなくて

開いた掌をパタンと閉じて

ぎゅっと握って

きっといつか会えるんだって

拳を強く強く握り締めて。



耳と心を研ぎ澄ました。

イントロダクションのその音一粒で誰が弾くベースかなんて、わかるよ。

わかるもん。

きっと運命だ。

って心が言った。

泣きたいくらい。

うるさい街を逃げて行って

会いにいける靴があればいいのに。



きっと運命だから、

きっとまた会えると

心は未来を知っているよ。



誰かになんて聞かなくても

きっとあなたの心が知っている。




眠るのは勿体ないくらい

よるかぜふいてあたしをそよがせてなびかせてゆらゆら

眠るのはもう少し後にしようか。

まだあなたの唄を聞いていたいから。