キチガイ喫茶、咲む。-200907180911000.jpg
『眼球譚 Histoire de I'oeil〈初稿〉』

オーシュ卿(G・バタイユ)著
Lord Auch(George Bataille)
生田耕作 訳

河出書房新社
2003.05 第一刷

・第一部 物語
Ⅰ  猫の眼
Ⅱ  衣装箪笥 
Ⅲ  マルセルの匂い
Ⅳ  太陽黒点
Ⅴ  血の滴り
Ⅵ  シモーヌ
Ⅶ  マルセル
Ⅷ  死女の見開いた眼
Ⅸ  淫獣
  闘牛士の眼
XI  セヴィリアの陽光の下で
XⅡ  シモーヌの懺悔とエドモンド卿のミサ
XⅢ  蝿の足
・第二部 暗号
・W.-C.『眼球譚』後序
・『眼球譚』続編腹案
・解説 訳者

ロード.オーシュ名義で1928年に刊行された初稿を底本とした決定訳。奢バ都館(サバトヤカタ。バの漢字が表示されない。)版『初稿眼球譚』(1997)に拠る。解説はサバトヤカタ刊『滅びの文学』所収「バタイユを読むために」(1971初出)より採録。

『眼球譚』はバタイユの処女作。1928年にオーシュ卿の匿名で地下出版されたもの。

・1928年 ロード・オーシュ『眼球譚』 
刊行地:パリ
(オリジナル石版画アンドレーマッソン筆が八点)

・1940年 ロード・オーシュ『眼球譚 改稿新版』
刊行地:セヴィリア(仮構)
(オリジナル版画ハンス.ベルメール筆が六点)

・1941年 ロード・オーシュ『眼球譚 改稿新版』
刊行地:ブルゴス(仮構)

・1967年 ジョルジュ・バタイユ『眼球譚 改稿新版』
(〈「続編梗概」草案〉の写真版複製を付す)
刊行:J・J・ポーヴェル書店


以上四版が現在確認される。 


オーシュ卿とは”便所神”という意味。
バタイユは、1897-1962.
フランスの作家、思想家。


作家と作品の関係を知る手掛かりになる作品。

背徳美はフランスの専売だと思うわ。