あたしが一番驚いている。

震えているのは寒いからじゃなくて怖いからだったんだね。



君の誕生日が終わる。

おめでとうもありがとうも言えないまま。

だけど、少し前を向いているから、

そしていつか会いに行くから、

そのときに今日の分も昨日の分も

ありがとうって言うよ。



浴室のお湯は澱んで乳白色。

やっぱりお風呂が好き。



一ミリの隙間さえも存在させないで。

あたしの心をあなただけでいっぱいにしていて。

振り返って落ち込んだり、

先を見て恐れたりする暇も与えないで。

がむしゃらに走ればきっとどこかには行ける。

そのどこかにあなたがいるよう、あたしは未来を、この人生プログラムを修正。
ハッピーエンドのシナリオに書き換えて保存。

操作ロックをかけて、鍵はあたしの胸の中に。

主人公はあたし。

プレイヤーもあたし。

創造主もあたし。

まだやれる。

あたしはまだステージの中にいる。