夕日のなかで | I Like the Way You Are

夕日のなかで

園からの帰り、マイケルとジョンジョンは車に乗り込んだ。
外が寒かったから、少し早くに引き上げた。
車に乗ってエンジンをかけると、ナンさん後ろを向いて、
ジョンジョン、車から足下ろそうね、シートが土で汚れちゃうからね。
首を横に振るジョンジョン。
ナンさん、車を止めて、足を下ろすまでは、ここにいるからね、と言う。

それから、「いいよ、自分で決めてね、1分、時間を上げるからね。(時計を見せるナンさん)」
ジョンジョン見ないふりをする。

「ジョンジョン、私を見て。この車は私の車で、ジョンジョンは訪問しているだけなのね、だから靴を脱いでね、もし足を下ろさないって決めたらね。」
ジョンジョン私の目をチラリ。
でも、うなずかない、足を下ろさない。

ナンさん、最後に「車に訪問しても汚すのであれば、私の車にマイケルと乗るのはこれで最後になるよ。
マイケルそれでいいかな?」

何で、ナンさんがあんなに強くいったかは、わからないけど、私は、涙が出てきそうになった。 それは、悲しいとか情けないとかの涙じゃなくて、暖かいむしろ感動に近い涙がでてきそうになった。

ジョンジョンに、こんなに厳しい言葉理解できるの?ただ、心の中で、落ち着いて、ジョンジョンができるって、信じてあげなきゃ。そう思った瞬間、ナンさんが、そう、それで、コーラスはアカペラでやるの?って、振り向いたら、ウインクをする。分かってる、分かってるって、知らぬ顔をするんでしょ。

マイケルが心配そうに、「ジョンジョン足下ろそうよ」

しばらくして、私よりも先にナンさんが、ジョンジョンが足をシートから下ろしたのに気が付いた。ナンさんニコっとして、有難う、と明るくいった。

夕日が運転席の窓から反射して、後ろの席のジョンジョンの目に眩しい。それをジョンジョン避けるのに横を向いて目をつむっていた。
ナンさん「そうね、顔を横に向けると眩しくないね。頭いいな」って、マイケルもすかさずまねをする。
やっ、マイケル。。。君の目には太陽反射してないぞ。
だけど私、「マイケルも、おなじね?頭いいな」
あんまり静かなジョンジョン、いつもだったら、太陽に文句を言ってあかんべーをしているのに。。。
ナンさんが、「あっ、眠ってるよ!」。
せっかく褒めてもらったのに、頭いいのは偶然か。。。

マイケルがとても聞分けがいいのは、ナンさんが厳しく育てているんだなっと思った。かわいがっても、甘やかさない。きっと、私の母がいたら、あんたの事できるって信じているから、きつく言うのよって厳しく言われていた事が、そんな思いが重なる、ひと時だった。