なにかPM2.5って言葉が流行りだしてニュースやらお店の店頭のPOPにもこの文字がやたら増えていますが、賢明な方々はわかっているとは思いますが、これが最近急に増えたわけではありません。何か意図的な力が働いているとかいう話しはきりがないので置いといて、警戒するのは悪いことではないので、流行が終わったら忘れるということがないようにしてほしいと思います。
さて、PM2.5がとても小さい物質であることはすぐにわかった。しかし普段ミリ単位のものしか扱っていないのでナノとかマイクロとかよくわからないので調べてみました。
1nm(ナノメートル) = 0.001 µm(マイクロメートル) = 0.000001 mm
ってことは、
1000nm(ナノメートル) = 1 µm(マイクロメートル) = 0.000000001 mm(0の数合ってる?)
つまり、PM2.5とは、大気中に浮遊する微粒子のうち、粒子径が概ね2.5μm以下のものなのでタバコの煙もこれに含まれますが、もっと細かい様々な化学物質の粒子も含まれていて、たとえば臭い分子は約1nm、つまり0.001µm、PM2.5の1/2500。こんなものN95程度のマスクは筒抜けです。ちなみに花粉は約10~40µm、インフルエンザウィルスは0.1µmさて本題。日本のPM2.5の(例によって他国に比べて緩い)環境基準は1日当たり平均35μg/㎥。その2倍の70μg/㎥が「外出自粛など注意喚起する暫定指針」となっていますが、喫煙野放しの飲食店内のPM2.5濃度は700μg/㎥(居酒屋のデータ)、つまり基準値の50倍で、これは室内濃度なので同じテーブルで喫煙しながら飲食をしていればさらにこの何十倍もの濃度になるでしょう。さらに、タバコの粒子は特に有害性が強いものが含まれています。
せっかく流行語になった微小粒子状物質(PM2.5)ですから、これを通してタバコの害の深刻さを感じていただければ幸いです。
以下、新聞記事より
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たばこ煙のPM2.5深刻
北京など中国の春先の大気汚染が問題になり、微小粒子状物質(PM2.5)の日本への越境汚染も観測されている。屋外の危険ばかりが注目されがちだが、「日本では屋内の汚染の方が深刻」と禁煙推進学術ネットワーク(委員長・藤原久義兵庫県立尼崎両院・塚口病院長、日本癌学会など18学会参加)が警告している。たばこ煙から出るPM2.5が屋内にたまるからだ。屋内を禁煙にする必要がありそうだ。
日本の屋内で高濃度 専門家が指摘
産業医大(北九州市)の大和浩教授と中田ゆり研究員らは粉じん計で屋内のPM2.5を測ってきた。その結果、たぱこの煙からPM2.5が盛んに出ており、自由喫煙の密閉空間ほど、汚染度が高いことを確かめた。それによると、PM2.5の濃度(単位はいずれも1立方メートル当たりのマイクログラム)は喫煙者がいるタクシー内が最も高く、千を超えた。自由喫煙の喫茶店や居酒屋で混み合う場合、健康被害がすぐ出かねない700前後に上昇、大気汚染かひどい時の北京並みだった。
基準を上回る
日本のPM2.5の環境基準ど注意喚起する暫定指針」だが、喫煙が自由な屋内では、それらを大幅に上回っている。大和教授は「屋外の70を怖がるなら、屋内の700の汚染そ怖がってほしい」と訴えている。 PM2.5は直径が千分の2.5ミリ以下の微小粒子。石炭などの化石燃料、植物の燃焼や自動車の排ガスから放出される。小さいので、肺の奥深くに入り込みやすい。米国のデータによると、年平均10増えるだけで、その地域住民の死亡率が6%増すとされている。 たぱこの燃焼で出るのもPM2.5。たぱこは「発がんなど有害物質の塊」のため、より危険とみられている。国立がん研究センターの推定では、年間6800人が受動喫煙で死亡している。喫茶店や居酒屋の客もこの汚染による被害を受けるが、その場にいるのは一時的。深刻なのはそこで働く人たちだ。駅の喫煙室のPM2・5は2千を超える場合も珍しくない。灰皿を片付けたりする従業員は、重大な受動喫煙を強いられている。 大和教授らの測定データを基に日本禁煙学会は屋内危険度の図を公表している。健康にとって緊急事態とされるPM2.5の汚染に、喫煙が自由な飲食店は達している。

分煙に「疑問」
分煙すれば十分かというと、「それも疑問」と大和教授。喫茶店の測定では、ドアで仕切られた禁煙席でも、喫煙席に出入りするたぴに煙が漏れ出て、PM2.5が時々70に上がっていた。 英国などでは屋内禁煙法が施行され、居酒屋でも全面禁煙が進んだ。禁煙や分煙を罰則付きで義務づけた神奈川県受動喫煙防止条例などを除き、日本は法規制が弱いまま。先進国のレストランで自由にたぱこが吸えるのは日本ぐらいとされる。大和教授は「屋内を全面禁煙にするのか最も効率的で確実。大気汚染対策に成功した日本だが、屋内のPM2.5の規制は世界から取り残されている」と指摘する。