8時半には渋谷に到着
大人の女はクールに。。。
21時5分少し遅れてラウンジへ
胸板の厚い好青年はまだだった。。。。
とりあえずグラスビールを注文し 彼を待つ。。。
21時半 彼は来ない。。。
そこへ ラウンジの責任者と名乗る男性が私に
「あちらのお客様がお好きなものをごちそうしたいとのことです」
「ありがたいですが、人を待っているので結構です」
22時 彼は来ない。。。
「度々申し訳ありません。 今度はあちらのお客様がお街の間いっしょにどうですか?とのことです」
「お気持ちはうれしいのですが。。。人をまっています。」
22時半 彼は来ない。。。
「失礼だと思いますが、お待ちの方は来ないのではないでしょうか?
もしよければ、なにか御馳走させてください。。」
ここは一流ホテルではないのか?
なぜこんなに私を心配してくれる人が多いのだろう。。。
「結構です。まもなく彼が来ますので!」
(??まだ 彼じゃないけど。。。まあいいか。彼氏にしとこう・・・)
23時 彼は来ない。。。
「本当に 御馳走させてください。遠慮しないで。こちらも女性と話せてうれしいのですから。。。」
「(もう 彼は来ないのかな・・・初デイトなのに。。。)
じゃ、遠慮なく シャンパンをいただきます。」
「喜んで。 貴方を随分待たせている男性は罪な人ですね」
「そうですね。ほんと 最低な男ですね」
「でも、お待ちになっているなんて、とっても素敵な殿方なのでしょうね。。。」
(胸板の厚い 好青年です! ・・・・たたたぶん。。。)
「いいんです。もう、飲みましょう!! いただきます!」
「かんぱーい!!」
これも新しい出会いだ!!楽しんじゃおう!!
切り替えが早いのが私のよいところ。。。。。
24時10分前
「彼女を楽しませていただきありがとうございます。
これからは僕が変わります。 」
閉店前の店内には私が待っている男の顔を一目見ようとしているのか?
ずいぶん残っていた。店内のほとんどが彼を見た。
(何事だ??)
ピンクのワイシャツがとっても似合っていた好青年がそこにいた。
私はシャンパンがまわってへらへらしていた。
ピンクのワイシャツの好青年は、だれがみても好青年だったようだ。
店内全員がある男性に注目している。。。。
そう、彼は2時間も私を待たせた最低男 ピンクのシャツの胸板の厚い好青年だった。
隣のお兄さんは
「彼だったらしょうがない。。。僕は帰ります。つなぎは終わりです。彼女を待たせちゃだめですよ」
ラウンジの責任者は
「たくさんの男性が彼女に御馳走したいとおっしゃっていましたが
彼女は貴方様をずっとおひとりで待っておりました。どうか彼女においしいお食事を」
気の利く責任者である。さすがに一流ホテルだ!
しかーし私は間違いなくお隣のお兄さんとシャンパンを飲んで上機嫌だった。
そう、ピンクのシャツの似合う好青年は
初デイトに2時間遅れてきたのだった。。。。
「ごめんね。。。ずいぶん遅れてしまって。。。。」
笑顔がかわいくて
すっかり許してしまった。。。
大物を釣り上げるのは 引いて引いてじらしてじらして追いかけさせる。。。
それどころか、
1時間後には、もっと大人の関係になった。
だって彼はだれもが認める好青年。しかたない。。。
御馳走されたシャンパンがとてもおいしかったから。。。しかたない。。。
初デイトに遅刻する男。