仲良くしている友達と友達のお母さんと、私のお母さんを連れて、今年のゴールデンウィークは足利フラワーパークに行った。

足利フラワーパークは、ゴールデンウィークの時期に満開を迎える大藤が有名な場所である。
駐車場に入るまでは大混雑も予想されるので、熊谷駅に六時半に合流することにした。

駅のロータリーで友達と友達のお母さんを車に乗せる。
そのまま足利フラワーパークに向かい、フラワーパークの手前まではスイスイ運転することが出来た。
駐車場の手前で渋滞になった。
係の人に身障者手帳があり車椅子であることを告げると、入口のすぐ近くの駐車場へ通してもらった。

友達のお母さん用にシルバーカー(押し車)を持ってきたので、使ってもらう。
私はお母さんを車椅子に乗せて、入場口に向かう。
事前にコンビニで前売り券を買っておいたので、スムーズに入れた。

ちょうど大藤が見頃で、白藤の壁やトンネルも綺麗で、黄藤はこれからという感じだった。
沢山の人で賑わい、老若男女、日本人だけじゃなくて、外人さんも沢山来ていた。
十分に手入れされた園内は、とても広くて、藤以外にも色々な花が咲いていた。
どこで写真を撮っても綺麗で、見応えがあった。

園内が賑わっていた為、トイレにも行列が出きる。
食べようと思っていた藤ソフトも行列で食べられなかった。
それでも比較的空いている軽食屋さんを見つけて、たこ焼きと焼きそばといもフライを購入。
日陰のベンチに座り、皆で取り分けながらランチを食べた。
お花を眺めながら、お外で食べるのも楽しい。

一通り園内を眺めて、お土産を購入して、熊谷駅に送っていった。
時間はまだ午後2時前だったが、沢山歩いたし、朝も早かったし、早めに解散した。

友達のお母さんはとても愛らしくて、表情をコロコロ変える。そして沢山話しかけてくれた。
うちのお母さんはパーキンソンで無表情だし、あまりお喋りをしないので、一生懸命にお話してくれるのが嬉しく感じた。
病気になる前は色々お話してくれたことを思い出したりもした。