京都市動物園はなぜ、京都市立でないのか?
先日、京都市動物園の職員の方のお話を聞く機会がありました。
京都市動物園は1902年開園、日本で2番目に開園した動物園とのこと。
入口にキリンがあしらってあります。
現在の京都市動物園は、職員の入れ替わりの中で、若い職員が半数占めるとのこと。インスタなどの発信を飼育員ならではの目線でしているので見て下さいと仰っていました。
動物園の財政難?を耳にしてか餌の寄付たくさんいただけるようになって、一般のお野菜などは困らないくらいいただけているとのこと。ただ、干し草をはじめ、特殊な食材はどうしてもお金がかかるとのことでした。
京都市動物園は、もともと敷地が狭く、動物福祉の観点からも飼育数を絞らざるをえないとのことです。今は、ゾウ、ゴリラ、シマウマ、ヤマネコなどの繁殖に力を入れています。一方で、ライオンなどの肉食獣を今のサイズで飼うのは難しいと言われていました。また、アカケザルは個体群の維持が難しくなっていて、新たな繁殖には取り組まないようでした。(無理に取り組むと近親繁殖になってしまうとのこと)
時代に合わせた運営が必要になっているとのことでした。
動物園外、南西部から鴨川を見ています。
ああ、京都市立でないのは、開園時の出資金の約4割を市民が出資したところからとのことです。
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