2月23日、「7ミニッツ聞き書き講座」に参加しました。

これは、主に高齢者から思い出のエピソードの1つを7~10分程度でお話しいただき、それをその方の話し言葉でまとめるというトレーニングを行うものです。金沢大学天野名誉教授を講師にお招きして、1回目は説明を受け、2~4回目はZOOMのブレイクアウトルームで2人1組になってお互いの話を聴き、その場で30分程度でまとめるという作業を行いました。最終回は、その作品に講評をいただきました。

 

聞き書きを行う事で、話し手の知らなかった良さや生き様を知ることができます。それを形にすることで、聴いた瞬間に味わった感動が、話し手、聞き手ともに持続したり、後で蘇ったりします。また、その2人を知らない別の読み手にとっても、「人間っていいもんだ」と思わせる読み物、それも短時間で読めるものになっています。天野先生は、この取り組みの中で人々の心の中に沸き上がっていく感情が、「互助」ひいては地域包括ケアにつながると話されていました。参加者は、ここで学んだことを活かして、地域で「形」にしたいと奮闘されている方ばかりでした。聞き書くということでの習熟はできたので、さらに個人でもできる製本技術を学んだりすると、本当に形にしていけると話しました。

 

参加者の中では、もう仕事にされている方もありました。

作品を見せていただいたのですが、お話も素晴らしいですが、夫さんが書かれた挿絵や漫画もお上手で楽しめました。また、天野先生は、「日本聞き書き学校」なるものも紹介されました。その学校の主宰者の1人、小田豊二さんが聞き書きの良さを書かれています。

https://www.jahbs.info/journal/pdf/vol33_2/vol33_2_2_2.pdf

あと、聞きたいけど聞きづらいのが、親のエピソードでして、子以外の人に聞いてもらうのが一番いいと話されていました。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

京都の風景と名言を綴った

TikTokやインスタグラムは

下記を見ていただけると嬉しいです。

@京の名言で豊かに (@gostraightkobayashi) | TikTok

@京の名言で豊かマン(@meigen829) • Instagram写真と動画

https://lit.link/829nasa