ある納税者からの相談。

リボ払いの会計処理はどのようにしますか。 

平成29年中に、大量に仕入れをした関係で、リボ払いにしました。仮に100万円商品仕入れで全額リボ払い、平成30年1月から、10回分割払いとします。

時系列の仕訳は下記のとおり。

平成29年12月31日まで

借方:仕入 100万円 貸方 買掛金 100万円

おそらく全額在庫なので

借方 商品 100万円 貸方 期末棚卸高 100万円

平成30年1月から10回払い

借方 買掛金 10万円  j貸方 預金 11万円

    手数料  1万円(この1万円はいわゆる金利です)

以上なら、まだ簡単です。問題は、平成30年1月以降、通常の仕入れをクレジット払いにします。クレジット会社は、上記11万円に追加します。

仮に平成30年1月中に、仕入3万円+消耗品費2万円+ガソリン代1万円+ETC2万円+携帯代2万円=10万円を追加でクレジット払いにしたとします。2月某日に11万円+10万円=21万円引き落としです。さて、あなたは仕訳できますか。

ついでに、AIはこの仕訳できますか。答え:AIはクレジット手数料21万円とします。完全な間違い。Aiでは税務も会計もできません。

全てAiに頼る、または会計ソフトに頼るとほぼ100%間違います。喜ぶのはだれか。答えは税務署の調査官です。