何か欲しい物があった時
なぜそれが欲しいのか、どのように使いたいのか。
等を、聞いていました。
だから、子ども達は
なぜ欲しいのか、どのように使いたいのかを考えてから
私のところへ相談に来ていました。
ある日、娘が辞書電卓が欲しいと言い
「理由を聞くと、漢字を覚えたいから」
どのように使うのか、「読み方を調べるため」と。
「普通にうちにある国語辞典ではだめなのかな?」と聞くと
「そっか」と思ったらしく、ちょっと納得してくれたみたいでした。
その後、彼女はお出かけの時、いつも自分のバッグに
ペンとノートを入れ、電車に乗って
電車が停まるごとに駅の名前を漢字で書きとり
その下にあるフリガナを書いて、漢字の読みを学んでいました。
虫籠が欲しいと息子が言って来た時
虫取りをしたいから。たくさん取った時入れたいから。と
言いました。
「ふむふむ」と聞いていたら、
(その時「そっか、創ればいいじゃん。」と思ったのかも?)
ふと思い立ったように何やら創作に入り
段ボールや、網を駆使して、肩紐までつけて虫籠を創り
得意そうに胸を張って、「行って来ます!」と
虫取りに出かけて行きました。