そこにいたるまでの叔父の様子を詳しく聞く事が出来ました。

LINEの中で姉は、「電話ででもお話しできればと思います。」と書いていましたが、本心は私と会って直接話したかったそうです。

遠いのにわざわざ出てきてくれって言うのもなぁと遠慮していたそうです。

遠いって言っても大阪市内だし、私の自宅からは1時間半くらいなもんだし全然大丈夫なのにね。

思いきって、こちらから会いたいと言って良かったです。


もう治る見込みの無い家族が入院している時の、家族の気持ちはよくわかります。

お見舞い

は、行く人、行きたい人の気持ち

優先ではなく、私はその家族の気持ちを尊重したいと思います。


正直、私自身はもう意識の無い状態で、寝たきりになった夫を見舞いにこられるのは嫌な時が多々ありました。それよりもっと前の元気な病人の時は次から次にたくさんの方がお見舞いに来られて正直疲れました。

まあ夫は社交的な人で友人や会社関係の知り合いも多かったからね。

本人は喜んでいたけど、社交的でない私は疲れました。


今回叔父が亡くなったのですが、叔父の事で色々動けるのは姉一人なので、お通夜とか告別式の前にも何か手伝える事があるんじゃないか?

行こうかな?と思いました。

。。。でも。。。家族だけで寄り添って最期の別れの時を過ごしたいのかもしれないなとお手伝いには行かない事にしました。


夫の時は通夜の前に自宅で仮通夜をしたのですが、その時にも夫の友人達が自宅まで来て疲れました。

歳をとっての大往生、田舎で葬儀自体がお祭りみたいな土地柄ならしかたないかもしれないけどね。

(実際に私の母方の実家はそういう土地柄で、祖父の葬儀の時には隣近所が総出で三日三晩続いたそうです。その時私は子どもで、その大変さはよくわからなかったけど)


夫の通夜の晩には家族で泊まれる部屋が用意されていて、入院時から何かと力になってくれていた夫の親友も奥さん、子どもさんと共に一緒に泊まるつもりでした。

が、息子が

何で◯◯君も一緒に泊まるん?

俺とねーちゃんと、母ちゃんと親父の三人で泊まりたいわ

と言ったので、それもそやなぁと親友にはその旨を伝えてパパと過ごす最期の夜は家族だけで過ごしました。


親しい人が病気になって入院すると、

ついつい

お見舞いに行かなくちゃ!

と思うけど、それは行く人の気持ちなんだよね。