〈終活〉今の時代、当たり前になったこの言葉。

そしてもうひとつの当たり前になった言葉は〈断捨離〉

私の両親(父・91 母・86歳)にはこの考えはない。

ひとつは〈勿体無い世代〉である事が大きいと思う。物のない時代に育ったから仕方ないよね。

捨てる事に罪悪感があるんだよね。

もうひとつ思うのは、これまでは自分自身の亡くなった後を考えるって事が無かったんじゃないかなぁ。死後の後始末は子世代に丸投げ。

そもそも後継ぎというものがあり、同居も当たり前の世代だし。

もう、無理矢理親の家を片付けるのは諦めました。


親を見ていると、すごく勉強になります。

あと20年、30年後の自分はこんな風になるんだな。じゃあ今はこれをしないといけないなと。


それと、一日のほとんどを寝て過ごし、楽しみは晩酌のみという父を見ていて、最期までそれなりに明るく生きるには、〈気力〉が大事だなぁと思います。体力と気力が大切。

どちらも歳と共にどんどん衰えていくみたいです。


そんな中、まだまだ現役の浅丘ルリ子さんの発言に驚きました。

浅丘さんは、断捨離とか理解できる部分はあるけれど、自分は終活なんてしないんだと言い切ってはった。今、生きている今が大事だと。

浅丘さんはまだまだ体力も気力もおありになるんでしょうね。

それだけの人だから今なお現役でハツラツとお仕事されてるんだろうなぁ。


など色々考えていたら、キダタローさんが亡くなったニュースが。

キダさんなんて死なないと思ってました。100歳を超えて生きていくと思ってました。

やっぱり人はみな死ぬんだなぁと思いました。

キダさんも生涯現役でしたね。

奥様、長年の妻としてお疲れ様でした。