アロマセラピスト彩の日記

アロマセラピスト彩の日記

義両親との同居ライフで、慣れない介護に奮闘中。
忙しい毎日も大好きなアロマが、日々に彩りを添えてくれています。
香りを取り入れた癒しの工夫や、気づきを綴っています。

 

父との思い出

 

友人から夏みかんをいただいた

 

毎年お裾分けしてくださるのだが、瑞々しくてとても美味しい

 

皮を剥くといい香りが漂ってくる

 

夏みかんの香りは小さい頃の父との思い出の香りだ

 

実家の庭には夏みかんの木があり子供の頃によく食べていた

 

父が夏みかんを食べやすいように果肉だけにしてくれて

 

私の口に運んでくれる

 

酸っぱい!と身震いしながら食べる私の様子を目を細めて見ていた父

 

父が私を愛してくれていることを夏みかんを食べながら

 

父の視線から私はちゃんと感じてた…

 

だったら、いつから私は父の愛情を疑ってかかるようになったのだろう?

 

いつから私は愛されていないと感じるようになったのだろう?

 

いや、そうじゃない。私が父を見下すようになったから

 

父は長男で跡取り。でも全く跡取りらしくなかった

 

明治生まれの厳格な祖父にいつも頭が上がらない感じだった

 

家を切り盛りしているのは明らかに母だった

 

それなのに嫁に厳しい祖父母から母を守れない父を

 

「なんでなの?」「頼りない」「男らしくない」「長男らしくない」

 

そんな風に感じていた

 

そして私は父のような人とは絶対に結婚しないと誓った

 

ひどい娘でした…お父さん、ごめんなさい

 

母親になって、子供達に夏みかんを剥いてあげたとき

 

手は果汁でべとべとになるし、手間をかけて剥いても食べるのは一瞬で

 

剥いても剥いてもきりがないと思ったけれど

 

私はそれを父にしてもらっていた

 

当時は父が剥くのが当たり前と思っていて、私はただ口を開けるだけでよかったが

 

いざ自分が親の立場になってやってみたら、なかなか大変な作業だった

 

それでもあたたかい眼差しで私が夏みかんを食べる私の様子を眺めていた父

 

私が「もういらない」というまで夏みかんを剥いてくれた父

 

男性としては頼りなかったけれど愛情は深かったんだろうな…

 

今までずっと忘れていたことを思い出させてくれた今年の夏みかん

 

さっきより、酸っぱさが増したような気がするのは気のせいか…

 

ちなみに私の主人は父にそっくりー

 

農家の長男で、跡取りで、父親に頭が上がらなくて、地方公務員というところも同じで

 

何なら出身大学まで同じという…苦笑