今月に入って3冊も本を読んだので、その読んだ本の感想とかを書こうと思う。
自分の記録するために書きます。
興味ない人はつまらないと思います



西の魔女が死んだ   梨木香歩     7点(10点満点中)

結構有名な本で、前から知ってたけど手は出してなかった。
本を忘れて、適当に学級文庫から出して読み始めたのがきっかけ。
内容は、ほのぼのと主人公・まいと西の魔女であるまいのおばあちゃんが2ヶ月間一緒に生活した様子を淡々ときれいな文章でかかれていて好き。
こういうきれいで、人をひきつける文章を私も書けるようになりたいものだ。
まいとおばあちゃんの生活は地球の自然やらをふんだんに取り入れていてとても新鮮。
魔女と言うことだから、もっと堅くて暗い話なのかと思ったら爽やかできらきらしていた。
魔女というのが出てくるし、魔法やらまいの魔女修行やら出てくるのだが、別にライトノベルみたいに本当に不思議な力が出てきて敵と戦うとかではない(まぁ、純文学だから当たり前なのだが)。
最初から最後までそれほど盛り上がりもないし、特に問題としていることはない(あるにはあるが)。
だけど、おもしろい不思議な感じ。起承転結がない。
ただ、やっぱり盛り上がりがないのは少し寂しい感じはする。
まぁ、有名なだけあってふつうにおもしろかったです。




幸福な生活  百田尚樹  8点(10点満点中)

西の魔女を読み終わってお母さんに、次何かおもしろい本ないか聞いたところこれが出てきた。
この作者のほかの本で「風の中のマリア」って本を昔読んで途中で断念したので、今回ももしたら断念するかもしれないなと思った。
でも、お母さんに言われたとおり、一つ一つが短編で読みやすいし、毎回ちゃんとしたオチがあるので面白い。
確かに、すごい読みやすいなと思った。
この本なら、普段本を読まない人でも読めると思う。
私はこの本を2日で読みました。
そして、この本の最大の魅力は最後の一行にあると思う。
最後の一行で思わず「おぉ・・・」と言ってしまう。それほど、最後の一行がこんなにすごい本はないなと思った。
星新一のような感じかな。簡単に言うと。
あと、これは私だけかもしれないがすごい世にも奇妙な物語を意識してる感じがする。
話によって多少おもしろさにばらつきはあるし、オチが読めてくるけれど、一編を読んだら、必ず最後まで読めてしまうと思う。
この本はどんな人にも結構おすすめです。




図書館の神様  瀬尾まいこ  7点(10点満点中)
高校生のうちに読んでおいて良かったなと思った。
この本は「幸福な生活」を読んで、次の日の遅刻しそうな時にその日の読書時間の本を持って行こうと思って、家にある適当なのを選んだだけで、特に作者が好きとかではありませんでした。
私的には最初から引きつけられました結構。
題名が「図書の感の神様」だから、もっと妖精とか出てきそうだし、もっと本や図書館のことについて深くなると思ったらそうではなく、さらっとシンプルで日常をそのままかかれていて良かった。
でも、言うほど読むペースは速くなかったんですが、今週に入って一気に読むぺースが早くなったたぶん私生活がよほどムシャクシャしてたんだと思う。
まぁ、私生活は今はおいておいて
主人公は清(以下先生)という高校の国語講師。女性だよ。そして、文芸部の顧問。元々はバレーしかやってこなかったが、あることがきっかけでバレーから離れてしまう。そのため、別に文学に興味ないし国語も好きではなかった。あと、不倫している。
そして、たった一人の文芸部員の垣内くん。学年でも運動神経はかなり良い方なのに、なぜか文芸部に入っていて、部活動時間はずっと文学を勉強している。
私はこの垣内君がすごい好きだ。魅力的すぎる。たぶん、この本で垣内君が出てこなかったら途中で読むのをあきらめていただろう。
作者のエッセイで垣内君のモデルとなった人物の話が書かれていたが、本物の方がもっとずっとかっこいい青年であった。
先生は本文中で講師からちゃんと教諭になる。
作者の瀬尾まいこのこの本でもう一つ思うのは、教師や学校や教員採用試験など、そのたぐいのことが詳しくしかも正しくかかれていることだ。瀬尾まいこ自信が9年間講師をやっていて、やっと教員採用試験に合格して教諭になった人物なので、自然とそうなるのはわかる。というか、作者はそこまでして先生になりたかったんだなと思う。
そして、この本で私が一番気に入っているシーンは

「先生、一緒に走りましょう」
「次同じこと言ったらぶっ殺す」
 垣内君はニコと笑う。
「走りましょう」

その後、二人は自由に適当にむちゃくちゃにグランドを走り続けるんだが、それがとてもとても青春ですき。
とにかく、垣内くんが魅力的すぎる。垣内君と先生の会話シーンはどれも引き込まれる。面白い。
ただ、私的は垣内君以外に魅力的な登場人物がいないことだ。
ほんと、垣内君で成り立っている本だと思う。







という感じですかね。
これからも、本を読むたびに書いていこうかなと思います
それは、私の記録のためにですけど

今ロングテイルに三浦しをんのまほろ駅前を貸してて結構面白そうに読んでくれててうれしいな。
今は、その三浦しをんのデビュー作を読んでます。
まだ、全然引きつけられてません。けど、がんばってよもうと思います。
まぁ、何か面白い本を探してるとかだったら、相談受けるしなんなら貸しますので。


はぁ、最近ほんと私生活イライラしすぎて一人で本読んでるのがすごい幸せ。


三浦しをんみたいな文章書きたい
原稿考えるの面倒くさいなぁ・・・・