父の事をブログに書いていたら
長生きした父と、63才で亡くなった夫と
どちらが本人にとって幸せだったんだろうと
思ってしまいました。
 
普通に考えれば、父は90才近くまで何でも
自分で出来、歩くのも普通に歩き
孫達の小さい時から同居していたのですから
孫たちともよく遊びました。
父は恵まれていたと思います。

仕事も夫と同じ会社で70才を過ぎても
働く事ができ、
その後は私と一緒の販売店で
夕刊だけ配っていました。
働くのが趣味みたいな人だったので
80才まで働けたのは良かったと思います。

しかしその後は何もしなくなり
一日ボンヤリしていたり
母に怒られながらも
言われるままに世話を焼いていました。
いつも怒られてばかりいる父は
趣味もなく、友達はいないし
孫も大人だし、毎日が可哀想でした。

夫は命こそ短かったのですが
多趣味で、亡くなるまで孫たちと遊んで
今でも孫達はじいちゃん、大好きって
言われています。
私と喧嘩など殆どしなかったし
私に夫婦のありがたみが良く分かった
と言ってくれました。

長く生きる事ができ、好きな事を
一通りして来て
晩年は母と喧嘩ばかりして、誰にも相手に
されなくなり、毎日ボンヤリしていた父。
そんな父に比べれば
まだまだしたい事はあっただろう夫は
可哀想です。
でも私に愛され、孫にも大好きと言われた夫。

どちらも幸せだったといえば幸せだし
可哀想なところもあります。

長生きばかりが幸せでもないし
早く亡くなったからと言って
一概に不幸とは言えないのかなと思いました。

夫が病気にならなくて元気に仕事をしていたら
私も、亭主元気で外がいい(古すぎ!)なんて
思っているかも知れないし
仕事をしなくなって毎日家に居るようになると
世の奥様方のように
夫の悪口ばかり言っていたかも知れない。
そしたら母みたいになるかも知れない。 
そんな想像をしたら
夫が早く亡くなったことを
そんなに悲しんでばかりいても
仕方がないと思えて来ました。