私が体調を崩した時に、人が変わったように子供の世話をしたり、家事をしてくれた夫は子供に何かあっても同じ事でした。

長女は小さい時から私と同じ様に喘息がありました。
夫と暮らしてからも、体はあまり丈夫では無かったです。
夫と一緒に暮らすようになってからは、小さいながらもしっかりしていたので、可愛がってくれた前夫の事も良く覚えていた筈です。5歳の時でしたから。

それでも夫の事をお父さんと呼び、私の前では前夫の事は一切何も言いませんでした。
子供なりに気を使い、かなりのストレスもあったと思います。
自家中毒のような症状がよく出て、しょっちゅう吐いたり、時には熱を出したりする事も有りました。

ある時夜遅く11時ごろだったと思いますが、急に熱を出した長女が苦しそうにもどし始めました。

夜の事なので、かかりつけのY医院(夫をK病院に紹介してくれた先生です)へ電話をしてみました。
すると先生の奥さんがすぐ出てこられ、娘の様子を言うと先生に聞いて下さって、すぐに来る様にと言ってくれました。

その時夫は見てもらえるのかと聞き、私がすぐ来てくださいと言ってたと言うと、慌てて飛び出して行ったのを覚えています。

何処へ行ったんだろうと思っていると、帰って来た夫は息を切らして早く用意しろ、すぐ行くぞと言って長女を抱えました。

私も慌てて寝ていた次女を抱いて夫について行きました。夫は駐車場迄走って行き、車を回して来たのでした。

途中幹線道路を通らなければ行けないので、そこを通ると飲酒検問をしていました。

私は、ヤバイ夫は夕食の時から結構ビール飲んでたわと思いましたが、夫はお巡りさんに後ろでグッタリしている長女を指差し、
みて下さい、娘が、娘が、早く医者へ連れて行かないと大変な事になるんですと、迫真の演技をしていました。

あまりに大袈裟に言うものだから、私は必死に笑いをこらえながら、調子を合わせて急ぐのです、早く行かないと、と次女を抱きながら言ってました。

純情なお巡りさんはビックリして、夫にお酒は大丈夫ですよねと言いましたが、それどころじゃないでしょう、見て分かりませんかと言うと、
可哀想にお巡りさんは、検問の事なんかスッカリ忘れたのか、気を付けて行って下さいねと言いました。

必死だったのか、ごまかそうとしたのか知りませんが、夫が人を騙したり嘘をついたりしたのはあの時だけだった様に思います。

夫は、私や子供が怪我や病気をすると、我を忘れる事が良くありました。

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