夫が疲れが酷いからと言って、また看護師さんに点滴を増やして欲しいと頼み8月24日から2000mlの点滴になりました。カロリーにして1640kcalなります。
この前後から少し吐き気がすると言い、8月の末には嘔吐もするようになりました。
胃ろうからの廃液は、病院ではベッドなので低い所にある袋に普通に流れていたのですが、床においた座椅子に座っていると、流れが悪かったみたいです。
それもありましたが、やはり立ち上がるのも辛くなって来たみたいで、前から考えていたベッドをリビングに置くことにしました。
やはりベッドだと廃液の流れも良くなり、吐き気や嘔吐もようやく収まりました。
しかし高カロリー点滴を増やすと食欲も落ちてしまい、温泉卵やチーズなどよく食べていたものもいらないと言い、ジュースやスープよりお茶を飲みました。
そのお茶すらあまり飲まなくなり、廃液も減り1000mlを切るくらいになってしまいました。
ベッドで一日過ごす生活になっても料理への執着はあり、ベッドの上に小さなテーブルを乗せその上でいろいろな物を作っていました。
中でもコーンフレークをまぶして揚げた唐揚げや、チーズ入りのハンバーグは孫達に好評でした。
力が足りなくて最後までは出来ないので私が少し手伝いましたが、夫が粉や水を測り手でコネ、麺棒で伸ばした手打ちうどんは、皆んなで取り合いになるほど好評だったので、夫は喜んで何度も作っていました。
そして自分は元気な頃と同じ様に、味見やと言って少しだけつまんでたべいました。食べられないと言ってもいつもほんの一口くらいは食べでいて、それで満足していたみたいです。
在宅ならではの、夫の生きる希望を満たす生活を送る事が出来、それは亡くなる1ヶ月くらい前まで続ける事が出来ました。
胃ろう、点滴などしながら家で過ごす事が夫がにとって良かったのか、身体が動けなく不自由な思いをしてまで生きる事が、本当に良かったのか分からない思いです。
その一方で、あれだけ寝たきりなんてゴメンやと言っていた夫が、点滴を増やしてまで頑張ったのだから、それで良かったのかなという思いも有ります。
未だに、夫はあれで満足出来たのかどうか分かりませんが、その時その一瞬を一生懸命生きていた事だけは確かです。
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