夫はがんと分かってから、4回の開腹手術の為の入院、2回の腸閉塞の入院、2回の腸に穴があいた為の入院、と8回の入院をしました。日にちにして100日以上です。

私は殆ど朝から夕方まで、1日中夫の傍についていました。夕刊の配達を辞め、家の用事も適当にしてまでずっと夫に付き添っていたのは、夫に言われた事があったからでした。

最初の入院の時でした。
手術するまでに、栄養状態を良くしなければ手術自体が出来ないと言われ、中心静脈栄養をとっていました。まだ歩けたので病院内を散歩していたのですが、日曜日などは友達や子供連れの見舞いの人で一杯でした。

私は夫に、うちは誰も今日お見舞いに来てくれへんかったねと言いました。すると夫は、

俺はお前さえ来てくれたら、誰も来ていらん。
お前が毎日来てくれるから、それで充分や。

と、娘たちが聞いたら怒りそうな事を言いました。

でも私は、私さえいればいいと言われ、涙が出そうになるほど嬉しかったのです。

今思い出しても、涙が出てきます。

こんな事をサラッと言ってくれる夫、その言葉によく泣かされました。

頭から離れない言葉って有りますよね?!



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