クリスマスツリー18結婚はじめてのクリスマスクリスマスツリー
直樹は
リビングでくつろいでいた?
何度も携帯を覗いて。 
(変だなぁ!
琴子から12時間以上メッセージも連絡もしてこない!
というか
このなんとも言えない不安感…
こんな事ならお袋に車借りて迎えに行ってこいと言われたとき素直に迎えに行けばよかったかなぁ?)
と思っていた。
そんな時
紀子ママがそっと温かいココアを直樹に差し出し
「ココアどうぞ!
温かいものいただくと心がおちつくわよー
ねぇ、琴子ちゃん
今からでも、迎えに行ってきたらー」
と車の鍵を差し出した。
直樹は
「お袋!
何か知ってる?」
と聞いた
紀子ママは
「何も知らないといえば知らない!
知ってるといえば知ってるでもねわからない!」
と掴みどころのない返事をした。
直樹は
「なにふざけてるのー」
紀子ママが
「今日の琴子ちゃんの事よくわからないのよ
でもなんとなくこんな不安な時は迎えに行ったほうがいいんじゃないかなあ!と思うわけよ。」と話した
直樹は
「お袋、何か情報あるんじゃないの?」
と聞いた
紀子ママは
「夕方、琴子ちゃんは直樹と帰るから遅くなると連絡が入ったのね。
でも遅くに相原さんから寮に泊まると連絡があったでしょ!
実はその間に里美さん達から連絡があったのよ…」 
といいとまった
直樹は
「んで!どんな連絡?」
と聞き直した
紀子ママは
「里美と仁子さんのお話、なんだかよくわからない話なのね。
どうも琴子ちゃんはスキー合宿&クリスマスパーティーは欠席するのかなぁ?
里美さん達の話は琴子ちゃんが行かないなら里美さん達も彼氏さん達もスキー合宿&クリスマスパーティーには参加しないというお話だったのでも琴子ちゃんが行かないなんて私には思いもよらなかったし、そもそも何でも話してくれる琴子ちゃんが私に話してくれないなんて」
と涙顔を手でおおっていた。
直樹は
「お袋!ありがとう
今から寮まで迎えに行ってくるよ
こういう話はきちんと顔を見て話した方がいい!車借りるよ!」
と言って車の鍵を持ち席を立った…
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ピンクのレースより