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「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」(2021年)

 

 

 

あらすじ

マーベルコミックのダークヒーロー、ヴェノムの活躍を描いたトム・ハーディ主演作「ヴェノム」の続編。圧倒的戦闘力と残虐性を持ち、ヴェノムの大敵となるカーネイジとの戦いを描く。「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生した地球外生命体シンビオートのヴェノムは、食欲制限を強いられ不満を抱えながらも、エディとの共同生活をそれなりに楽しんでいた。そんな中、ジャーナリストとして未解決事件の真相を追うエディは、刑務所で死刑囚クレタス・キャサディと再会する。クレタスは猟奇殺人を繰り返したシリアルキラーで、死刑執行が迫っていた。エディに対し異様な興味を示すクレタスは突如として彼の腕に噛み付き、その血液が人間とは異なることに気づく。そして死刑執行の時、クレタスはついにカーネイジへと覚醒する。主人公ヴェノム/エディ役をハーディ、エディの元恋人アン役をミシェル・ウィリアムズが続投で演じ、「スリー・ビルボード」のウッディ・ハレルソンがカーネイジ/クレタス役を演じる。そのほか新キャラクターのシュリーク役で、「007」シリーズのナオミ・ハリスが参加。「モーグリ ジャングルの伝説」など監督としても活躍する俳優アンディ・サーキスがメガホンをとった。

2021年製作/98分/G/アメリカ
原題:Venom: Let There Be Carnage
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

(映画.comさんより)

 

 

 

予告動画

 

 

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感想

 

前作「ヴェノム」を自宅で再鑑賞してから、グイグイッと楽しみ度が増した「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」を公開初日(12月3日)朝一番で観てまいりました!

 

私が楽しみにしていたのはココ!

 

と言った感じで勝手な妄想と期待を胸いっぱいにして観ましたYO!

 

 

 

 

で、さっきアンディ・サーキス監督のインタビュー動画を視聴してみました。

めちゃくちゃよくしゃべってますが、ヴェノムとエディへの愛は感じました。

 

 

 

確かに!監督が話していたように上映時間としては100分切ってるので、凝縮というかハイペースに展開していったなぁ~という印象でした。

 

意図的ではあったようですが2段飛ばしくらいのスピード感があったので、少々ブツ切りに感じる場面もあったけど、ヴェノムとの共存がいかにスリリングなのかがドタバタ具合から伝わって来ました(笑)

 

早口で物静かとは言えないヴェノム。ストレートである意味正論な発言でエディも押されまくり。

ちゃんとエディは睡眠足りてる?って心配になるくらいおしゃべり。

 

 

↓人間の脳みそが食いてぇ~!

 

 

動きやアクションはまだまだ荒っぽいけど、すっかり”人間らしく”なったというか、ちゃんと”理性”や”感情”があるのも笑えちゃう。

ちゃんとエディとの約束を守ろうと我慢してるところも可愛いじゃない。

落ち込んでるエディを励まそうとしたり、人や動物に愛着持ってるところには”心”を感じちゃう。

喧嘩した後、エディの心からの謝罪を求めるところも、女の子が彼氏にするみたいな態度でジワル。

”ザ・エイリアン”な見た目とのギャップありすぎやん(笑)!

エディとヴェノムって友達ではなく恋人?夫婦?みたく見えて来ちゃう。

間違いなく尻に敷かれてるのはエディですが。

 

 

私はこの絡み、掛け合いがとっても楽しくって、マーベル作品ではあまり感じたことのない「愛着」がジンワリとね♡

多分今なら「好きなキャラは?」って聞かれたら「ヴェノム」って言えちゃうかも。
 

さてそんな愉快な二人の珍道中を盛り上げたのが、前作のエンディングに登場したクレタス(ウッディ・ハレルソン)でした。

クレタスは幼少期に母と祖母を殺害し、その後も多数の人間を殺害したシリアルキラーで死刑執行間近。

まだ被害者の遺体は見つかっていないようで、記者として指名されたエディは彼に面会をしておりました。

 

 

 

私はてっきり、ヴェノムとの共存を知ってのご指名だと思ってたんですが、違ったのね!?え、そうだよね?

 

接触禁止と言われていたけれど、うっかりクレタスに噛まれてしまったエディ。

噛まれた当初特別焦りなどはなかったけれど、クレタスはエディの血の味が”普通ではない”とすぐに気づき案の定最悪なタイミングで覚醒。

ヴェノムとは違った真っ赤なボディーに鋭利な触手まで持った、いかにも強そうなカーネイジの登場です。

 


 

 

クレタスの異常性と残忍なカーネイジの相性は抜群。

己の思うがままに沢山の人を傷つけ大暴れ。

ヴェノムとは違って殺戮を楽しむ愉快犯的な感じ。

中の人が異常者だから、ストップは効きませぬ。

 

クレタスの目的は孤児院時代に唯一味方になって支えてくれたシュリーク(ナオミ・ハリス)と再会を果たし結婚すること。

このシュリークの能力もなかなか厄介で絶叫すると皆の耳が破壊される音波を操るツワモノ。

 

 

長い間極秘施設に収容されているものの、シュリークもまだクレタスを想い続けている模様。

 

 

クレタスが助けに来た時、カーネイジを見ても怖がらずテンション上がっておりました。

でも「音波」ってヴェノム達の弱点じゃないか(笑)!大丈夫!?

 


 

↓教会で結婚式を挙げた所にヴェノムが来て戦闘モードになったカーネイジ。

 

 

ヴェノムはエディと出会うまで、宿主となる人間になかなか適合者がおらず苦労してたけど、カーネイジとクレタスもバッチシ!寄生されても通常運転。

でも互いの我が強すぎて衝突というか力を合わせられないのね。

シュリークが叫ぶことにイライラしていたカーネイジ。

「音波」はヴェノムの弱点でもあるけど自分だって辛い。

シュリークをどうにかしてしまいたいカーネイジと、シュリークを大事にしたいクレタスで力を合わせることができず、そこが弱さ脆さとなりました。

 

この二人とは違ってやっぱりヴェノムとエディは最強コンビじゃないですか!

間違いなく!このバランスを保つ秘訣は友達とは違った関係性ですよね。

 

 

 

そうそう。

前作を再度観た時に容姿に乗れなかったミシェル・ウィリアムズ演じるアンですが、今回は不自然さがなくって良き!だった!

 

 

ヴェノムに寄生された経験もあり、今もなおエディを切り捨てられずに気にかけてくれてるんだけど、あら残念!この度、前作の彼氏ダン(医者)と婚約が決まったとのこと。未練タラタラなエディは動揺しておりました......アララ

 

 

 

 

 

 

クレタスのカリスマ性は想像していたよりも弱めだったけど、ヴェノムとエディのその後を見れたことが素直に楽しかったかな。

アトラクションムービーなのは間違いなし。

憎めないヴェノムに翻弄されるエディを是非楽しんでみてください泣き笑い

 

 

 

 

 

 

 

 

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