海外メジャーの今季最終戦「THE

OPEN」の2日目をTV観戦。

舞台はイングランドのロイヤル・リ

バプールGC。天候は晴れ後曇り。

 

アイリッシュ海に面し、ホール間を

隔てる木はまばらな、ほぼ平坦なリ

ンクス・コース。パー71で7,383

ヤードと距離が長い。ドッグレッグ

が多く、フェアウェイを外すと丈の

長さがまちまちの深いラフ、フェス

キュー、ブッシュなどネイティブ・

エリアが待ち構える。ハニエニシダ

の低木も点在。深いポッドバンカー

は82個というから全英にしては多

くはない。風は5mほどで全英にし

ては穏やかな方。

 

中継が始まった時点で首位のスコア

は10アンダー。ただ1人だけ独走

の状態で2位は5アンダーのT・フ

リートウッド、主な上位陣は3アン

ダー6位タイにJ・スピース。松山

英樹は1アンダー15位タイ、当地

で行われた9年前の大会覇者のR・

マキロイはイーブンパー23位タイ。

 

松山は1・2番をパーで抜けて右ド

ッグの3番をプレー中。2打目はグ

リーン左の刈り込み。3打目はパタ

ーを使い、上りフックをピン左手前

1mにつけてパー。軽い右ドッグの

4番のティーショットはアイアン。

2打目はピン左奥7m。フックのバ

ーディパットはカップ左を通過して

パー。左ドッグで520ヤードの5番

ロングの右ファーストカットからの

2打目はグリーンの右手前。3打目

アプローチはピン左手前2m。ちょ

いフックのバーディパットを決めて

2アンダー9位タイに浮上。

201ヤードの6番ショートのティー

ショットはグリーン右手前のバンカ

ー。ピンがニアでグリーンも下り傾

斜と難しい2打目はピン左にピタリ。

タップインのパー。481ヤードで右

ドッグの7番の右ラフからの2打目

はピン左奥15m。下りフックの長

いバーディパットはカップ左手前に

止まりパー。軽い左ドッグの8番の

2打目はグリーン左奥の刈り込み。

3打目はパターを使い、グリーンを

上ってカップ左を通過してパー。

グリーンが縦長で218ヤードの9番

ショートのティーショットはピンの

僅か左を通過してグリーン奥のラフ

へ。2打目アプローチはピン右手前

で止まりパー。折り返して507ヤー

ドと長い10番の3Wでのティーシ

ョットは異常にランが出て340ヤー

ドのドライブ。2打目はピン左手前

12m。上りちょいスラのバーディ

パットはカップ左を通過してパー。

11番から14番は海沿いのホールが

続く。右ラフからの2打目はグリー

ン奥の刈り込み。3打目アプローチ

はピン奥1m。返しの下りスライス

のパーパットがカップ僅か右を通過

してボギーとし、1アンダー13位

タイに。

左ドッグの12番の右ラフからの2

打目はピン左奥16m。下りのバー

ディパットはカップ左手前に止まり

パー。194ヤードの13番ショート

のティーショットはピン右手前9m。

ちょいスラのバーディパットはカッ

プ僅か右を通過してパー。454ヤー

ドで左ドッグの14番の2打目はピ

ン手前2mにナイスオン。しかしバ

ーディパットはカップ左を通過して

パー。

軽い右ドッグで620ヤードの15番

ロングの2打目はグリーン右手前の

深いラフ。3打目アプローチはグリ

ーン右手前のカラー。7mの下りち

ょいスラのバーディパットはカップ

左手前1mに止まりパー。461ヤー

ドの16番の右ファーストカットか

らの2打目はグリーン右のバンカー

のすぐ右側。3打目アプローチは両

足ともバンカーに入ってスタンスを

取り、右側に位置するボールをウェ

ッジのシャフトを握って短く持って

バンカー越しで打つ高等技術を披露。

ボールはピン右奥についてナイスパ

ーセーブ。海に向かって打つ砲台グ

リーンで136ヤードの17番ショー

トのティーショットはピン右手前6

m。上って下るスライスラインのバ

ーディパットはカップ左を通過して

パー。

右ドッグで609ヤードの最終18番

ロングのティーショットは3W。2

打目は左に曲げて深いフェスキュー

に入れるピンチ。3打目は僅か数ヤ

ードしか進まず、4打目はグリーン

左手前のポッドバンカー。5打目で

ピン左手前3mにオン。上りちょい

フックをねじ込んでナイスボギー。

結局今日は1打落とし、イーブンパ

ーは25位タイ。首位とは10打差だ

が、これは落ちてくる可能性もあり、

当面は2位フリートウッドの5アン

ダーを射程に決勝2日間に臨むイメ

ージとなりそうだ。他の主な上位陣

は3アンダー4位タイにJ・デイ、

2アンダー7位タイにスピース。9

名参加した日本人では星野陸也が2

オーバー39位タイで予選通過。

決勝の残り2日間が楽しみだ。松山

はぜひ上位争いに加わってフェデッ

クスポイントを積み上げてほしい。