Superflyの4thシングル(2008年)。

 

ノスタルジックなメロディのアコー

スティック・ロックを基調としつつ、

越智志帆のスケールの大きなボーカ

ルに圧倒されるミディアム・ファー

ストテンポの大ヒット・ナンバー。

色褪せない名曲。

 

オープニングは穏やかなピアノ旋律

と崇高な管弦楽器の重奏がそれぞれ

短く演奏された後、ゆったりとした

心地よいテンポのAメロが始まる。

この部分は郷愁を誘うメロディアス

なアコースティック・ロック調。そ

の後のBメロとサビはテンポアップ

して伸びやかな高音を交えてグッと

スケールが大きくなり、彼女の圧倒

的な声量と歌唱力が露わになる。2

番との間の間奏ではストリングスと

ブラスが重厚でゴージャス。驚かさ

れるのは中盤の転調部分。ここで突

如演奏がヘヴィロック調になり、ピ

アノやギター、ボーカルなどのテン

ションが軒並み急激に上がる。日本

のバンドとは思えない程とてもカッ

コよくブルージーだ。その後何もな

かったようにサビに戻り、終焉に向

かう。

 

♪ 二人で写真を撮ろう

  懐かしいこの景色と

  あの日と同じポーズで

  おどけてみせて欲しい

  見上げる空の青さを

  気まぐれに雲は流れ

  キレイなものは遠くに

  あるからキレイなの

 

  約束したとおりあなたと

  ここに来られて

  本当に良かったわ

  この込み上がる気持ちが

  愛じゃないなら

  何が愛か分からないほど

 

  愛をこめて花束を

  大袈裟だけど受け取って

  理由なんて訊かないでよね

  今だけすべて忘れて

  笑わないで受けとめて

  照れていないで ♪