最終日をTV観戦。

舞台は名古屋ゴルフ倶楽部和合コー

ス。天候は雨後曇り。

 

民間最古のトーナメント、伝統の一

戦の舞台となる名門・和合は距離は

6,557ヤードと短いものの、コース

幅は狭く、ドッグレッグが多い。ホ

ール間を隔てる木々がコース内に張

り出して狭さを増幅する一方、硬く

速い厄介な砲台グリーンは今日は午

前中の雨で少し止まり易くなってい

るようだ。

 

中継が始まった時点で首位は15ア

ンダーの岩田寛。主な上位陣は11

アンダー2位タイに蝉川泰果と星野

陸也、10アンダー4位に堀川未来

夢、9アンダー5位に石川遼、7ア

ンダー7位に今平周吾。

 

大会2勝目を狙う岩田は今日そこま

で5バーディで12番をプレー中。

2打目はピン右奥3m。下りちょい

フックのバーディパットを流し込ん

で16アンダーに。200ヤードの13

番ショートのティーショットはグリ

ーン右のバンカー。2打目はピン左

奥3m。ちょいスラのパーパットを

しぶとく決めてサンドイッチのナイ

スパー。軽い右ドッグの14番の右

ファーストカットからの軽い打ち上

げの2打目はピン奥15m。下りフ

ックの長いバーディパットをカップ

右に寄せてパー。

591ヤードで左ドッグの15番ロン

グの3打目はピン左奥11m。下り

スライスのバーディパットはカップ

左手前1m。引き続き下りちょいス

ラのパットを沈めてパー。林越えで

1オンも狙える名物16番左ドッグ

のティーショットはアイアンで刻み、

2打目はピン右手前6m。上りのバ

ーディパットはカップ左手前でパー。

軽い打ち下ろしで池越え175ヤード

の17番ショートのティーショット

はグリーン左手前のバンカー。アゴ

の高さ2mの打ち上げの3打目はピ

ン右手前1mにつけてパー。

軽い右ドッグで右サイドの林がOB

の最終18番は最難関。左バンカー

から2打目をレイアップして3打目

はピン左手前7m。上りのパーパッ

トはカップ手前でボギーとしてもの

の、15アンダーで2位星野に3打

差をつけて優勝。両手を挙げて地味

な、しかし岩田にしてはいつもより

大きなアクションのガッツポーズを

見せていた。やはり和合は技巧が問

われるコースとあらためて思った。