最終日をTV観戦。
舞台はグランディ那須白河ゴルフク
ラブ。今週は上限ありの有観客試合。
天候は曇り。
各ホールを木々や林で緩やかにセパ
レートされた丘陵コース。起伏があ
るが、距離は6,961ヤードと短めで
コース幅も広い印象。グリーンは大
きくて傾斜がある。プロには易しい
ようで、連日のバーディ合戦で上位
陣のスコアは20アンダー超え。
中継が始まった時点で首位は木下稜
介で24アンダー。22アンダー3位
に時松隆光、20アンダー4位タイ
に今平周吾、19アンダー6位タイ
に岩田寛など。
木下は今日9バーディで、15番も
4mのバーディパットを沈めて25ア
ンダー。16番は軽い左ドッグで打
ち下ろし、グリーン手前から左にか
けて池がある。2打目はピン手前3
mにオン。バーディパットはカップ
僅か左を通過してパー。177ヤード
の池越えショート17番のティーシ
ョットはグリーン左奥のラフ。2打
目アプローチはピン右手前1m。嫌
な距離のパットを沈めてパーセーブ。
18番ロングは549ヤードでティー
ショットは打ち下ろし、2打目以降
は打ち上げになる。2打目地点にバ
ンカーが2個あり、グリーン左手前
には池もあるがコース幅はだだっ広
い。2打目はグリーン右のラフ。3
打目アプローチはピン右を通過して
左奥に2mオーバー。上りスライス
のバーディパットはカップ左を通過
してパー。上がり3ホールは足踏み
となったが今日「62」の25アンダ
ーでホールアウトし、後続を待つ。
時松は15番までに2打しか伸ばせ
ず、16番に入る時点で木下に3打
差という追い詰められた状況。その
16番の2打目はピン左手前50cm
につけるベタピン。難なくバーディ
で23アンダー2位に。17番のティ
ーショットもピン右奥1mに寄せる
ナイスショット。下りフックを沈め
て連続バーディで24アンダー。18
番の2打目はグリーン左ラフ。3打
目アプローチはピン奥2mと寄せ切
れなかったが、下りフックを見事に
決めて3連続バーディとし、土壇場
で25アンダーで首位タイに並ぶ執
念を見せる。勝負の行方は木下と時
松による18番を使用するプレーオ
フに持ち越された。
1ホール目。2打目は時松がグリー
ン手前の左ファーストカット、木下
はグリーン右のラフ。3打目アプロ
ーチは時松が緩んでしまいグリーン
の下の段。木下はピン右1mに寄せ
る見事なアプローチ。時松が15m
程のバーディパットをカップ右に外
したのに対し、木下は下り真っ直ぐ
を読み切って入れてバーディとし優
勝。初勝利をあげてから2週連続優
勝という快挙は凄い。
TV中継の解説が青木功と中嶋常幸
という超大物W解説で的確で面白
かった。