江口洋介の5thシングル(1992年)。

 

彼の本職は勿論俳優だが、初期の

売り出しの頃には音楽活動も行っ

ていて、その頃にスマッシュヒットし

た佳曲。

 

演技では熱い役者というイメージだ

が、この曲は心地良いテンポの流

麗かつ素晴らしいメロディのアコー

スティック・ロックで、一緒に口ずさ

みたくなるとてもいい曲だと思う。

特にサビのメロディは、微妙にナイ

ーブさが感じられて珠玉。ボーカル

も熱さは後ろに隠れていてソフトな

ところが好感が持てる。

サウンド面ではアコギと引き気味

だけど軽快なピアノがいい味を出

している。

 

またこの曲は歌詞が素晴らしい。

ほのぼのと幸せを感じさせてくれ

て、強い共感と憧れが涌く。

 

♪ 初めてのよるだった 星も月も青くて

  君の部屋の灯かりを ひとり遠く見ていた

  ぎこちない挨拶で そっと君を呼び出し

  高鳴る胸の鼓動 かくしながら歩いた

 

  恋をした夜は すべてがうまく行きそうで

  迷いのかけらも吹き飛ばし

  夏の風に乗り 君がやさしく微笑えめば

  ずっとどこまでもつづく恋と 僕は信じてる

 

  おやすみの言葉さえ 何度もくりかえして

  君のうしろ姿を 熱く熱く見送った

 

  孤独な夜には 何か壊れていきそうで

  ひとり 立ち止まってたけど

  恋をした夜は すべてがうまく行きそうで

  迷いのかけらも吹き飛ばし

  ふたり風に乗り 君のその手をはなさずに

  遠くどこまでもつづく恋と 僕は信じてる

  信じてる 信じてる Oh

  僕は 今も 信じてる 信じてる

  信じてる 信じてる  ♪