日本夜景遺産「歴史文化夜景遺産」認定の

イベントを昼と夜に訪問。

 

昼過ぎ、まずは「平家の里メイン会場」を訪

れる。平家ゆかりの地ということで、当時の

道具や建物、暮らしの様子や平家の年表を

見学。敷地内にはかまくらがいくつも設置さ

れていた。お休みどころの前のかまくら内で

‘かまくら平家鍋’を味わえるということで、

それと‘ばんだい餅’をオーダー。

かまくらの中は広さは3人入ればほぼ一杯

という狭さだが、天井は割りと高い。壁面は

凍っている感じ。晴れていても気温が低い

ので溶けないのだろう。鍋が煮えるまで待

つ間はさすがに寒く、足元は特に冷える。

平家鍋といっても、味は普通の少し薄め

の醤油味。具は野菜・きのこ・鶏肉・湯葉・

つみれ・豆腐・うどん。味はごく普通だが、

かまくらの中で食べるというなかなか出来

ない体験で楽しかった。

 

夜は宿のマイクロバスで「沢口河川敷ミニ

かまくら会場」へ。平日夜だというのに見

物客はかなり多い。河川敷に作られた何

百個(?)ものミニかまくらに1つ1つオレン

ジ色の小さな照明を入れてあり、真っ暗闇

の河川敷に整然と並べられている。ロマン

チックで幻想的な光景で、とても美しい。

これはアイデアの勝利という感じ。橋上か

ら見るとただ整然と並んでいるように見え

たが、平家の里方面へ向かう道を少し歩

いていくと、通りからすぐ近くのかまくらは、

その奥の河川敷に並ぶかまくらと角度を

少し変えて並べてある。なので、遠近の

かまくらが斜めに交差して、奥の照明は

小さく、手前の照明は大きく見えるように

なっている。より綺麗に見えるように配列

も工夫されていて、思わず感心。子供向

け(?)に入り口をハート型にしてあるもの

やカエル型のミニかまくらもあって、老若

男女楽しめるようにしてあった。