浜田省吾の6thアルバム「Home Bound」

(1980年)収録。

 

アルバムのオープニングを飾る、タイトル通り

疾走感満点のロック・ナンバー。大学に入って

クルマの免許を取りたての頃はよくこの曲を

車の中で聴いていた。

 

ザクザクと軽快なギターリフやサックス・ピアノ

など躍動するサウンドが耳に心地よく、コーラ

スもハマショーのボーカルを絶妙にサポート。

そして中盤とラストのメロディアスかつ伸びや

かなスティーヴ・ルカサーの煌めくようなギタ

ーソロは圧巻だ。

 

ファスト・ナンバーながら粘っこく絡みつくよう

なハマショー独特のボーカルも持ち味を発揮

していてスカッとする。

 

♪ 15の時 通りのウィンドウに

  飾ってあったギターを見た時

  稲妻が俺の体 駆け抜け

  全ての夢が走り出し

  貧しさも恋の辛さも

  受け止めた まっすぐに

 

  嵐のような拍手とざわめき

  フラッシュライト ヒットチャートは№1

  サクセスストーリー

  罠に満ちたゲームに奪われて見失い

  お前から遠く離れた

  でも今夜戻ってく

 

  俺は見つけたい 金で買えないものを

  もう一度

 

  ねぇ、寒くはないかい?

  君の夜をおくれよ 俺の朝をあげるから

  俺たちに残された時間

  あともう残り少ない

  わかち合えるのは愛だけ 拒まないで!

 

  立ち上がって踊ろう

  俺の肩に もたれていいよ 倒れやしない

  吹きとばせ! きつい日々の生活を

  吹きとばせ! すりかえられた夢

  駆け抜けろ! 闇と光のはざまで揺れる

  時の流れを 乗り超えて  ♪