「もう7mmあるね、動いてる感じがするね。来週また来てください」と先生に言われ、「大丈夫でしょうか…育ちますか?」
でた言葉はこれだった。

生理がくる前に妊娠なんてあまり聞いた事がない。しかも流産後すぐだなんて。

「前回の事があるから、必ず平気とは限らない。けど、まれにこういう人もいますよ」 先生は言った。

本当に喜びたいのに、不安…
来週の検診まで、赤ちゃん大丈夫だろうか…

この前は出血も腹痛も何もなく、いきなり心臓が止まっていると言われ、何が何だかわからない、信じられない現実をつきつけられた。

そんなはずない、何があったの…
また動いて、お願い。
神様、奇跡を…

8日間あたしはお腹の中に動かない我が子を入れたままだった。

祈って、諦めて、祈って、諦めて…

そして現実。

今回の赤ちゃんはアタシを見捨てずにいてくれるだろうか。

ちゃんと成長してくれるだろうか。

正直、次の検診が怖い。
神様、助けて。

普通に生理がきた後なら、こんな不安にならないだろう。
嘘…そんな事…
確かにつわりに似た症状はあった。
「生理くる前は排卵するから妊娠もありえるよ」と、友達の言葉からパソコンで何度も調べたら、よくない内容ばかりだった。
まれに流産後の生理前に妊娠して無事出産した人がいるみたいだが、きれいに流れた人らしく…
アタシは手術だ。
生理がきて、初めて子宮が綺麗に戻るらしい…

ネットの答えはほとんど生理が2.3回きてからの妊娠が望ましいだった。

まさか…まさか妊娠するとは…

初めての子供も、タイミング治療で授かった。
嬉しくてたまらなかった。
前回いなくなっちゃった子も不妊治療を乗り越え、タイミングを試し、やっと授かったのだ。
嬉しさと、やっと肩の荷がおりた気分だった。
だけど、10週でいなくなった…

今回は妊娠してるとわかっても、素直に喜べなかった。
どうしよう…どうしよう…どうしよう… 怖い!
ネットで調べた絶望感と恐怖心。

アタシにとって流産手術は自分が死ぬような感覚に陥り、死後の世界のようなグルグルグルグルまわったり、楽しかった新婚旅行のイタリアの教会らしきものもみえた。 幻覚もみた。

もう、もう二度とみたくない…
8月4日に渓流流産をしてしまいました。
二人目なのですが、不妊治療に通い、やっと授かって喜んでいたのに…
産後や流産後はできやすいとは聞いていましたが、一人目も不妊治療でできたので、また生理が2回きたら婦人科だと術後も生理を待っていました。

9月末、まだこないな、おかしいな…もう若くないからホルモンバランス崩れてるかなと、つわりに似た気持ち悪さがあってもリポDを飲んだりして待ち続けました。

今月に入り、やはり婦人科へ。 生理がまだこないからと相談しに。
「子宮をみれば、いつ頃くるかわかりますよ」と内診へ。

また内診かよ…
ハアと溜息つきつつ診察台へ。

「あれ?妊娠してるよ」
「えっっ???」
なんとアタシは妊娠していたのでした。

流産手術後、一度も生理がきていないのに…