でも、弟妹をつくらなければ…

産後はできやすいなどというが、やはりできない。回数も減ったから当たり前であるが…

自分達の年齢も考えて、早目に欲しいのに。焦る一方である。

朱里は手のかからない楽な子供であった。
だから早く欲しかった。

とうとう朱里も三年保育の幼稚園入園。
また婦人科に通う決心。

不妊治療で通う産婦人科は惨めに感じた。
腹のでかい妊婦をみると、羨ましさと嫌気を感じた。

でも、治療しないと妊娠しないんだもの、仕方ない…と毎回割り切る。

朱里の時とは違う、近所の婦人科に通ったが、タイミングはくれず半年がすぎた。

もう無理なのだろうか…
もう諦めようか…

でも、どうしても丑年の子供が欲しい。
4月までなんとかならないか… 毎日焦っていた気がする。

今年の年明け早々、旦那様が交通事故にあい、右手、右脚と大骨折で二ヶ月入院。
もう、赤ちゃんどころではない。

うちは一人っ子カナ。
朱里、ごめんね…

目まぐるしく二ヶ月が過ぎ、旦那様退院。

やる事は何とかできそうだ。
やはり弟妹を朱里の為に頑張ろうよと旦那様は言った。