シルビアが車線をずらして、しょうこの隣に併走した。

シルビアの黒くスモークのかかったウィンドウがおりた…


あっ


あれー?



運転手を覗き込んだしょうこに、相手はピースして応えた。

にっこりと笑ったその唇は……

キラキラとグロスが塗られて輝いていた。

女だ!

間違いない。

しかも……若くて可愛い系


『やっぱ速いっすねー』

でかい声で叫んでいわれたw

(-"-;)



女かょ…生意気な

そぅは思ったけど、一応、こっちも手を振ってあげた。


イケメンじゃなかったか…

(;^ー^)ノ

そのあと、何週かまわってから首都高をおりた。

『はじめまして。ギャルさん』

『はじめまして^^』


こんな若い子までギャルを知っているのかwww

てか、この時間にあえて話をすることが出来るなんて奇跡だと思った。

『いつも、朝みかけるんだよ。このシルビアいつもとばしてるね』

『遅刻しそうなのいつもwww』

『バイトしてるんだぁ^^朝早くってwww』

『あ、あたし、ナオ。よろしくね。』

『あたしは、しょうこ。前のギャルさんとは別人です。』

『そうなのー?』

『そうそう、でもこの車のおかげでよく声かけられたりする。ナンパか!みたいなw』

『ワラワラwwwwwww』


見かけとは違い、とても感じのいいこ。

ナオちゃんと車の話や、メイクの話で盛り上がったw

彼氏いない歴半年とかw

お互い、走るのが好きという共通点♪

ナオちゃんのシルビアはまだローンが残っていて、バイトで稼いでるって話もww

ローンって、改造費だってwww

意外とまじめな女の子。

また、あそぼうね^^b